
石油給湯器 ガス給湯器 違いを分かりやすく確認
石油給湯器とガス給湯器は、どちらが上という比較ではありません。灯油を保管でき、ランニングコストや災害時の燃料確保を重視する家庭は石油給湯器、ガス配管があり、燃料補給の手間を減らしたい家庭はガス給湯器が候補です。
交換では熱源だけでなく、給湯方式、能力、ふろ機能、設置場所、給排気、水質まで確認します。既存設備をそのまま使えるとは限らないため、型番と配管・タンク・排気口の状態を見て、適合する機種と工事費を比較することが大切です。
選定フローは、給湯方式→能力→ふろ機能→設置→給排気→水質の順です。石油給湯器は灯油タンクと送油管の点検が必要で、ガス給湯器はガス配管や給排気条件の確認が中心になります。家族人数だけでなく、既存設備と補給・契約の負担で選びましょう。
石油給湯器の工事費込み料金例
掲載の料金画像4枚は、石油給湯器またはガス給湯器を交換する場合の工事費込み料金例です。実際の費用は本体の能力、給湯専用・オート・フルオート、設置方式、配管や排気部材の状態で変わります。画像の金額だけで決めず、現場写真による見積もりで比較してください。




掲載画像は料金例です。設置条件、機種、在庫、追加工事により実際の総額は変わります。
工事費込み価格に含まれる標準工事
標準工事には、既存機器の撤去、新機器の据付、給水・給湯・追いだき配管の接続、石油給湯器では送油管の接続、リモコン交換、試運転、撤去品の処分などを含めるのが一般的です。対象範囲は業者や機種で異なるため、見積書で確認しましょう。
- 既存石油給湯器の撤去・搬出
- 新しい本体の据付・固定
- 給水・給湯・追いだき配管の接続
- 送油管の接続
- リモコン交換・試運転
- 既存機器の処分

追加費用が発生しやすい工事
追加費用は、配管の延長・劣化交換、送油管や排気筒の交換、基礎の補修、電源工事、凍結対策、狭い場所からの搬出などで発生します。石油からガス、またはガスから石油へ熱源を変える場合は、燃料設備や給排気の変更が加わることもあるため、現地確認が必要です。
配管・送油管
延長、劣化交換、埋設部分の修繕、接続位置変更を確認します。
基礎・搬出
基礎の補修、狭所、高所、階段、長距離運搬などを確認します。
排気・電源
排気筒、給排気筒、電源、凍結防止ヒーターの追加を確認します。

石油給湯器の機種選定
給湯専用は浴槽への自動湯はりを使わない家庭、オートは湯はりや追いだきを簡単に行いたい家庭、フルオートは水位調整なども自動化したい家庭に向きます。能力は3万キロを少人数向け、4万キロを同時使用が多い家庭の候補とし、直圧式・貯湯式や設置・排気方式も確認します。
給湯方式
給湯専用、オート、フルオートと追いだき機能を確認します。
能力・構造
3万キロ・4万キロ、直圧式・貯湯式を使用状況に合わせます。
設置・排気方式
据置、壁掛け、屋内、屋外、FF式など既存条件に合わせます。
灯油タンクと送油管の確認
灯油タンク
石油給湯器を選ぶときは、本体だけでなく灯油タンクも確認します。タンクの腐食、脚部のぐらつき、容量、設置位置、残油量、送油管との接続状態を点検し、古いタンクの流用可否を判断します。交換後の機種に適合するかは、タンクの仕様と現場条件を見て確認してください。
送油管
送油管は材質、劣化や漏れ、長さ、接続位置を確認し、既存品を流用できるかを判断します。石油給湯器からガス給湯器へ変更する場合でも、不要になった送油設備の扱いを見積もりに含めると安心です。灯油のにじみや臭いがあるときは使用を続けず、専門業者へ相談してください。
排気・凍結・安全面の確認
排気方向と給排気筒
屋外設置か屋内設置か、排気筒または給排気筒の方式、周囲の離隔距離、排気口の向きと状態を確認します。石油給湯器とガス給湯器では必要な給排気条件が異なるため、同じ場所へ置き換えられるとは限りません。すす、異臭、排気の滞留が見られる場合は安全確認を優先します。
凍結・積雪・強風への備え
寒冷地や積雪地域では、石油・ガスの違いにかかわらず、配管の保温、凍結防止ヒーター、積雪や強風の影響を確認します。屋外機器の設置高さや排気口の雪対策が必要になる場合もあります。地域仕様や施工条件は機種ごとに異なるため、公開資料と現地状況の両方で選びます。

現在の設置条件に合わせた確認
交換前に、既存型番、設置方式、外形寸法、配管位置、電源、周囲スペース、搬出経路を確認します。石油給湯器は灯油タンクと送油経路、ガス給湯器はガス栓や配管容量も確認対象です。後継機は型番だけで断定せず、給湯方式・能力・ふろ機能・給排気条件が一致するかを照合します。
型番、屋内・屋外、据置・壁掛け、排気方式を確認します。
配管位置、作業空間、階段、通路、搬出経路を確認します。
電源、凍結対策、積雪、風、周囲の可燃物や開口部を確認します。
検索語だけで機種や費用を決めず、実際の型番・設置写真・現地条件を確認します。
見積もり前に撮影しておきたい場所
相談や見積もりには、本体全体、型番ラベル、本体下の配管、灯油タンクと送油管、排気口、リモコン、搬出経路の写真が役立ちます。比較表と選定フローで候補を絞った後に写真を送ると、石油からガスへの変更を含め、適合確認や追加工事の見落としを減らせます。末尾からも相談できます。
- 石油給湯器本体の全体
- 型番ラベル
- 本体下部の配管
- 灯油タンクと脚部
- 送油管の経路
- 排気口・排気筒
- リモコン
- 搬入・搬出経路

故障や灯油漏れがある場合の注意
灯油漏れ、強い異臭、黒煙、不完全燃焼、繰り返す点火不良がある場合は、使用を止めて換気し、専門業者へ連絡してください。分解、燃焼部の調整、送油管の修理をDIYで行うのは危険です。ガス機器でも異常な臭いや排気不良があれば、元栓や電源の扱いを確認し、安全を優先します。

石油給湯器 ガス給湯器 違いでよくある質問
直圧式と貯湯式はどちらが合いますか?
直圧式は水道圧を利用し、シャワーなどの水圧を重視する家庭が候補です。貯湯式はお湯をためて使う方式で、機種により使用感や設置条件が異なります。水質、給水圧、家族の使い方を確認して選びます。
3万キロと4万キロはどう選びますか?
3万キロは少人数や同時使用が少ない家庭、4万キロは複数箇所でのお湯の使用が多い家庭が目安です。ただし、号数や能力表示、配管条件は機種ごとに異なるため、現在の使用状況と既存型番を照合して決めます。
屋内・屋外設置や後継機は、写真だけで判断できますか?
写真は型番、排気、配管、搬出経路を確認する手がかりになりますが、後継機や設置可否を写真だけで断定できない場合があります。型番ラベル、本体全体、下部配管、排気口、灯油タンクまたはガス配管の写真をそろえ、現地条件を含めて確認します。
まとめ
石油給湯器は灯油タンクの管理や補給が必要な一方、ガス配管のない住宅でも選択肢になりやすい方式です。ガス給湯器は燃料補給の手間を抑えやすい一方、ガス配管や契約、給排気条件の確認が欠かせません。方式・能力・設置条件をそろえて比較しましょう。
費用は本体価格だけでなく、熱源変更、配管、排気、基礎、電源、凍結対策で変動します。型番ラベルと設置写真を用意し、給湯方式→能力→ふろ機能→設置→給排気→水質の順に確認してから、現場条件を反映した交換見積もりを取りましょう。

フォームから石油給湯器交換を相談
型番、設置場所、灯油タンク、症状など、分かる範囲でご記入ください。

