まず本体銘板で型式を確認し、リモコンに表示されたエラーコード、運転ランプの状態、水漏れ・油漏れの有無を見てください。症状によっては一時的な復帰操作で済む場合もありますが、繰り返すエラーや燃焼異常は修理相談が必要です。
まず確認したい結論
コロナ給湯器のリセット方法は機種ごとに異なるため、型式とエラーコードを確認し、取扱説明書または公式エラー一覧の手順に従ってください。水漏れ・油漏れ・浸水・漏電ブレーカの再作動・燃焼異常がある場合は、再起動を繰り返さず使用を中止して点検を依頼します。
コロナ給湯器は、機種を確認してからリセットする
コロナの給湯機器には、石油給湯機、エコキュート、電気温水器などがあり、リセットやエラー解除の操作は共通ではありません。リモコンのボタンや本体の電源を一律に操作すると、症状を見分けにくくなったり、凍結予防などに影響したりすることがあります。
最初に確認するのは、本体に貼られた銘板の型式です。リモコンの名称だけでは取扱説明書を特定できない場合があるため、給湯機本体の型式を控えてください。次に、リモコンにエラーコードが出ているか、運転ランプが点灯しているか、台所や浴室でお湯が出ないだけなのかを切り分けます。
コロナ給湯器は「コンセントを抜けば必ずリセットできる」とは限りません。型式を確認し、その機種の取扱説明書または公式エラー一覧にある操作を優先してください。
リセット前に見るべき症状と表示
リモコンが消えている場合でも、本体の故障とは限りません。石油給湯機には、一定時間操作しないとリモコン表示が消灯する機種があります。表示が約5分間消える機種があるほか、NXシリーズでは約25分間無操作で消灯する場合があります。運転ランプが点いているなら、表示消灯だけで故障やリセットが必要な状態と断定しないほうが安全です。
一方、エラーコードが表示されている、運転スイッチを入れても燃焼しない、設定温度までお湯にならない、給湯機から異音がする、といった症状がある場合は、単なる表示消灯とは別に考えます。エラーコードは表示が消えるかどうかより、何のコードが、どのタイミングで出たかが重要です。
表示を消す操作を試す前に、エラーコードの英字・数字と表示の状態を写真に残してください。発生日時、給湯を使い始めたときか使用中か、停電・地震・断水・冷え込みの後かといった状況も控えると、型式に合う手順の確認や修理相談がしやすくなります。
リセット前には、発生日時、エラーコード、給湯機の型式、リモコン画面の状態をメモし、画面を撮影しておくと相談時に役立ちます。水漏れや油漏れ、機器周辺の浸水がないかも同時に確認してください。
石油給湯機のエラーは、コードによって対応が変わる
石油給湯機では、すべてのエラーを同じ方法で解除できるわけではありません。たとえばアビーナGシリーズのエラー2は、対震自動消火装置が作動した状態です。地震などの後に表示された場合は、まず機器の損傷や油漏れがないことを確認し、そのうえで運転スイッチを入れ直す案内があります。
ただし、機器が傾いている、配管やタンクから油が漏れている、周囲が浸水しているといった異常がある場合は、復帰操作をしてはいけません。油漏れや浸水がある石油給湯機は、再起動せず使用を中止して相談してください。
エラー11の着火不良、12の途中失火、13の燃焼不良などは、公式のエラー一覧で点検・修理の対象とされているコードです。電源操作で一時的に表示が消えても、燃焼系の異常が解消したとは判断できません。再び同じコードが出る場合は、リセットを繰り返さず点検を依頼します。
石油給湯機の「88」は、通常の故障コードとは異なります。設計標準使用期間10年相当で表示される点検時期のお知らせで、ただちに使用不能という意味ではありません。ただし、有料点検が案内される表示なので、年式や使用状況を確認し、今後の修理・交換も含めて相談するとよいでしょう。
エコキュートのリセット前に、断水・凍結・漏電を確認する
エコキュートでは、断水や寒波による給水・給湯配管の凍結がエラーの原因になることがあります。断水中や配管が凍結している可能性がある状態で、何度もリセットしても復帰しない場合があります。まず地域の断水状況、給水栓、配管の凍結が疑われる箇所を確認し、公式のエラー解除手順に従ってください。
凍結や断水に関係する一時的なエラーで、原因が解消した後に復帰できる場合もあります。しかし、解除後も同じエラーが再発する場合は、利用者のリセットだけで直る状態とは限りません。センサー、冷媒、温度異常などに関係するEコードやHコードには、点検対象となるものがあります。
リモコン自体が消えているときは、停電のほか、貯湯ユニットの漏電ブレーカがOFFになっていないかも確認対象です。ブレーカをONに戻しても再びOFFになる、または表示が戻らない場合は、漏電の可能性があるため、操作を繰り返さず点検を依頼してください。
機器が浸水した場合は、漏電のおそれがあります。浸水した給湯機や貯湯ユニットの電源を入れないでください。
電気温水器は、リモコンの種類で解除操作が異なる
電気温水器のエラー解除も、リモコンの形状や型式によって操作が異なります。機種によっては、「運転モード」と「時刻設定」を5秒以上同時に押す例がありますが、これはすべての電気温水器に共通する方法ではありません。
型式を確認しないままボタンを長押ししたり、分電盤のブレーカを何度も操作したりするのは避けてください。解除操作を確認するには、本体銘板の型式で取扱説明書を検索し、該当するリモコンの手順とエラー内容を照らし合わせます。説明書にない操作を試すより、表示されたコードと症状を記録して相談するほうが、原因の確認につながります。
リセットして様子を見てもよい場合と、修理が必要な場合
リセットを試す余地があるのは、取扱説明書や公式エラー一覧で利用者による復帰操作が案内されており、機器に損傷・水漏れ・油漏れ・浸水がなく、断水や凍結など一時的な原因が考えられる場合です。操作後はお湯が出るかだけでなく、エラーが再表示されないか、異音や異臭がないかも確認します。
反対に、同じエラーが何度も出る、燃焼異常コードが表示される、点火しても途中で止まる、水漏れや油漏れがある、漏電ブレーカが繰り返し落ちる場合は、リセットで使い続ける状態ではありません。一度表示が消えても、同じ異常が再発するなら故障が残っている可能性があります。
給湯機やその周辺から普段と違う異臭がする場合も、原因を確かめないまま再起動を繰り返すことは避けてください。表示の有無だけで問題なしとは判断せず、異臭に加えて異音、水漏れ、油漏れなどがないかを確認し、異常が続くときは使用を止めて相談します。
| 状況 | 考え方 | 次にすること |
|---|---|---|
| リモコン表示だけが消えている | 無操作による消灯や電源状態を確認 | 運転ランプ、停電、型式を確認 |
| 断水・凍結が疑われる | 一時的な原因の可能性 | 原因を確認し、公式手順で解除 |
| 同じエラーが再発する | 故障や点検対象の可能性 | 操作を繰り返さず修理相談 |
| 水漏れ・油漏れ・浸水がある | 安全を優先すべき状態 | 使用を中止し、浸水機器は電源を入れない |
修理相談の前に準備する情報
修理を依頼するときは、給湯機本体の型式、リモコンに出たエラーコード、エラーが出た日時、発生前の状況を伝えます。たとえば、停電や地震の後なのか、断水・寒波の最中なのか、運転開始時に出たのか、使用中に止まったのかによって、確認する箇所が変わります。
あわせて、水漏れ・油漏れ・浸水の有無、リモコン画面、給湯機本体、配管や油タンク周辺の写真を用意すると説明がしやすくなります。費用は故障部位、年式、出張範囲、部品供給状況などで変わるため、型式や症状を確認しないまま一律料金で判断することはできません。
修理か交換かを考えるときは、エラーが一時的に消えるかだけでなく、給湯機の使用年数、過去の修理履歴、部品の供給状況、見積もりの内訳を比較します。特に「88」のような点検時期表示は、ただちに交換必須という意味ではありません。点検結果と今後の使用予定を踏まえて決めることが大切です。
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設置タイプ別の工事費込み価格も確認
壁掛け、据え置き、マンションPS設置では交換できる機種や工事内容が異なります。既設給湯器に近い設置タイプを確認してください。
相談前に型番と設置写真を確認
本体全体、型番シール、リモコン、本体下の配管、設置スペースを撮影しておくと、後継機や工事条件を確認しやすくなります。

無理な分解や自己修理はしない
ガス、水道、電気、排気に関わる内部作業は無理に行わず、異臭、ガス臭、水漏れ、異常燃焼などがある場合は使用を止めて専門業者へ相談してください。
相談から交換までの流れ
型番と設置状況を確認したうえで、交換機種・工事条件・費用を確認し、日程を調整して工事へ進みます。

よくある質問
コロナ給湯器はコンセントを抜けばリセットできますか?
全機種共通の方法ではありません。石油給湯機、エコキュート、電気温水器で対応が異なるため、まず本体銘板の型式とエラーコードを確認し、その機種の取扱説明書や公式エラー一覧に従ってください。石油給湯機は凍結予防のため、通常時に電源プラグを抜かないよう案内されています。
コロナ石油給湯機のエラー2はどう対応しますか?
アビーナGシリーズのエラー2は、対震自動消火装置の作動です。機器の損傷や油漏れがないことを確認してから、運転スイッチを入れ直す案内があります。損傷、油漏れ、浸水がある場合は復帰操作をせず、使用を中止して相談してください。
コロナ給湯器の88表示は故障ですか?
石油給湯機の88は、設計標準使用期間10年相当で表示される点検時期のお知らせで、故障コードとは異なります。ただちに使用できなくなる表示ではありませんが、有料点検が案内されるため、年式や機器の状態を確認して点検を検討します。
エコキュートのリモコンが消えたときは何を確認しますか?
停電や、貯湯ユニットの漏電ブレーカがOFFになっていないかを確認します。ブレーカをONに戻しても再びOFFになる、またはリモコン表示が戻らない場合は、再操作を繰り返さず点検を依頼してください。浸水している場合は電源を入れてはいけません。
リセット後に同じエラーが出たらどうすればよいですか?
同じエラーが再発する場合は、一時的な表示ではなく故障や点検対象の可能性があります。型式、エラーコード、発生日時、リモコン画面の写真、水漏れ・油漏れの有無を準備し、修理相談をしてください。燃焼異常や漏電ブレーカの再作動がある場合は、使用を中止します。
交換・修理を決める前に確認したいこと
コロナ給湯器のリセット方法は機種ごとに異なるため、型式とエラーコードを確認し、取扱説明書または公式エラー一覧の手順に従ってください。水漏れ・油漏れ・浸水・漏電ブレーカの再作動・燃焼異常がある場合は、再起動を繰り返さず使用を中止して点検を依頼します。
最終的には、現在の型番・使用年数・設置状況・必要機能をそろえ、同じ条件で工事込み総額を比較すると判断しやすくなります。

給湯器・ボイラーの修理・交換を相談する
型番、症状、使用年数、設置場所が分かる写真があると確認が進めやすくなります。

参考にした情報
メーカー・省庁・自治体などの公式情報を中心に確認しています。
- コロナ|公式サイト
https://www.corona.co.jp/support/download/manual/確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/support/faq/2731.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式サイト
https://www.corona.co.jp/support/error/denon/index.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/support/faq/2501.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式サイト
https://corona.co.jp/support/service/index.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式サイト
https://www.corona.co.jp/support/error/oil/確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。











