横浜市で給湯器を交換するなら、「横浜市の補助金」と「国の給湯器補助」を分けて確認するのが重要です。2026年8月時点では、横浜市には既存住宅の断熱改修を対象にした補助制度がありますが、一般家庭の給湯器だけを単独交換するための制度とは内容が異なります。
一方、国の「給湯省エネ2026事業」では、条件を満たすエコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームが対象です。また、リフォーム内容によっては「みらいエコ住宅2026事業」でエコジョーズやエコフィールも補助対象になる場合があります。
補助金を使いたい場合は、給湯器を先に処分したり、工事前写真を撮らずに交換を進めたりしないでください。制度によって申請者・対象機種・必要写真・契約や着工の条件が違うため、契約・着工前に利用する制度を施工業者と確認するのが安全です。
横浜市の給湯器補助金|2026年8月時点の結論
一般家庭の給湯器交換で最初に確認したいのは、国の「給湯省エネ2026事業」です。2026年8月10日時点で予算に対する補助金申請額は36%で、公式サイト上では受付中です。
| 制度・機器 | 2026年の基本補助額 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 給湯省エネ2026 エコキュート |
7万円/台 | 対象型番のみ。性能要件で3万円加算の場合あり |
| 給湯省エネ2026 ハイブリッド給湯機 |
10万円/台 | 対象型番のみ。性能要件で2万円加算の場合あり |
| 給湯省エネ2026 エネファーム |
17万円/台 | 登録された対象機器が必要 |
| みらいエコ住宅2026 エコジョーズ・エコフィール |
3万円/戸 | 給湯器単独交換ではなく、制度のリフォーム要件を満たす必要あり |
| みらいエコ住宅2026 エコキュート・ハイブリッド |
4.5万円/戸 | 他制度との同一工事の重複申請は不可 |
普通のガス給湯器をエコジョーズへ交換するだけなら、「給湯省エネ2026事業」の7万円・10万円・17万円の枠ではありません。ここは特に間違えやすいところです。エコジョーズは、住宅全体のリフォーム条件を満たす場合に「みらいエコ住宅2026事業」で3万円/戸の対象になる可能性があります。
横浜市独自の補助制度と国の給湯器補助は別物
「横浜市 給湯器 補助金」で検索すると、市の省エネ住宅補助と国の給湯器制度が一緒に出てくるため分かりにくくなります。まず「横浜市独自制度」なのか「国の制度」なのかを分けて確認してください。
横浜市の令和8年度 既存住宅断熱改修補助制度
横浜市では2026年度、戸建ての既存住宅を断熱性能の高い省エネ住宅へ改修し、市内に定住する方を対象とした「既存住宅断熱改修補助制度」を実施しています。2026年5月1日から本申請を受け付けており、締切は11月30日です。
補助上限は条件により最大150万円または120万円ですが、これは給湯器だけを交換して受け取る補助金ではありません。断熱改修や住宅・事業者・契約・居住などの要件を満たす必要があります。
「横浜市なら給湯器を替えるだけで120万円出る」という意味ではありません。給湯器交換だけを予定している方は、まず国の給湯器制度を確認する方が分かりやすいです。
横浜市の補助制度は登録事業者が申請
横浜市の既存住宅断熱改修補助制度では、申請手続きや補助金の受け取り・還元は、横浜市の登録制度に登録された事業者が行います。個人が直接申請する制度ではありません。断熱改修と給湯器交換をまとめて計画する場合は、対応事業者へ制度併用の可否を確認してください。
店舗・事業所の給湯器は別制度がある
横浜市内の中小企業者向けには、2026年度の「省エネルギー化支援助成金」があり、家庭用ではない業務用給湯器や高性能ボイラなどが対象設備に含まれています。家庭用住宅の給湯器とは対象者・対象設備が別なので、店舗や事業所での交換ならこちらも確認対象です。
補助金を確認する前に、今の給湯器を特定する
補助金は「給湯器なら何でも対象」ではありません。現在の機種と交換後の機種によって使える制度が変わるため、見積もり前に型番と設置状態を確認します。

- 給湯器本体全体
- メーカー名・型番が読める銘板
- 給水・給湯・追いだき配管
- 台所・浴室リモコン
- 設置場所が分かる引き写真
- エコジョーズならドレン排水まわり
給湯省エネ2026事業では、交付申請時に工事前・工事後の写真が必要です。交換前の給湯器を撤去してから「写真を撮っていなかった」と気づくと手続きに影響するため、補助金を検討するなら工事前写真を必ず残すようにしてください。
横浜市では設置タイプによって交換費用も変わる
補助金の対象機種でも、現在の給湯器と設置条件が合わなければそのまま交換できません。壁掛け、据え置き、マンションPSなど、既存の設置方式を確認してから対象製品を選びます。
給湯省エネ2026事業|横浜市の住宅でも対象になり得る
給湯省エネ2026事業は国の制度なので、横浜市内の住宅でも対象要件を満たせば利用できます。ただし対象機器は限定されており、事務局に登録された製品を使用する必要があります。
エコキュートは基本7万円、条件を満たせば+3万円
エコキュートは基本額が7万円/台です。さらに性能加算要件を満たす対象機種なら3万円/台が加算され、最大10万円/台になる場合があります。
ハイブリッド給湯機は基本10万円、条件を満たせば+2万円
電気ヒートポンプとガス給湯器を組み合わせたハイブリッド給湯機は10万円/台が基本額です。性能加算要件を満たす場合は2万円/台が加算され、最大12万円/台となる場合があります。
エネファームは基本17万円
家庭用燃料電池のエネファームは17万円/台が基本額です。機器ごとの性能条件があり、事務局の対象製品として登録されている必要があります。
電気温水器の撤去は2万円/台の加算対象になる場合がある
対象となる高効率給湯器の導入に合わせて既存の電気温水器を撤去する場合、2万円/台の撤去加算を受けられる場合があります。電気蓄熱暖房機の撤去は4万円/台です。撤去加算には予算枠があるため、利用時点の残額確認が必要です。

エコジョーズは給湯省エネ2026の対象ではない
横浜市でガス給湯器を交換する方に特に注意してほしいのがここです。給湯省エネ2026事業の対象は、エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームです。一般的なエコジョーズはこの制度の基本補助対象ではありません。
みらいエコ住宅2026ではエコジョーズ3万円/戸
「みらいエコ住宅2026事業」のリフォームでは、基準を満たす潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)と潜熱回収型石油給湯機(エコフィール)が3万円/戸の対象設備です。
ただし、エコジョーズだけ交換すれば3万円受け取れるという制度ではありません。この制度は開口部・躯体の断熱改修など所定のリフォーム要件があり、高効率給湯器はその対象工事の一つとして扱われます。
エコキュート・ハイブリッドは制度を選んで申請
みらいエコ住宅2026でもエコキュート・ハイブリッド給湯機は4.5万円/戸ですが、同じ給湯器工事について給湯省エネ2026事業と重複して補助を受けることはできません。通常は、どの制度の方が要件と補助額の両面で有利か施工業者と確認します。

横浜市で補助金を使うなら交換前に注意したいこと
1.対象型番を確認してから機種を決める
「エコキュートなら全部対象」「ハイブリッドなら全部対象」ではありません。制度ごとに対象製品が登録されているため、見積書の型番まで確認してください。
2.一般消費者が自分で申請する制度とは限らない
給湯省エネ2026事業では、申請と補助金の受け取り・還元は登録された「給湯省エネ事業者」が行います。登録されていない施工業者との契約では対象になりません。
3.工事前写真を残す
給湯省エネ2026では工事前・工事後の写真が必要です。古い給湯器を撤去してしまうと撮り直せないため、既存機器の型番と設置状態が分かる写真を工事前に残すことが重要です。
4.補助額だけで機種を決めない
補助金が10万円出ても、本体価格や追加工事費が大きく上がれば負担が減るとは限りません。現在の給湯方式、家族人数、設置スペース、光熱費、将来のメンテナンスまで含めて比較します。
5.受付中でも予算上限で終了する
給湯省エネ2026事業は2026年8月10日時点で申請額が予算の36%ですが、予算上限に達すると期限前でも受付終了となります。記事を読んだ時点の最新状況を公式サイトで確認してください。

横浜市で給湯器交換と補助金を確認したい方へ
補助金を検討している場合は、現在の給湯器型番・設置写真・使用年数・希望する給湯方式を先に整理すると話が進みやすくなります。エコキュート、ハイブリッド、エネファーム、エコジョーズでは使える制度が異なります。

当社でも給湯器交換の機種選定・工事内容をご相談いただけます。補助金を利用したい場合は、契約・着工前に対象機種と申請対応の可否を確認してください。制度は予算や受付状況で変わるため、最終的な適用可否は公式情報と登録事業者による確認が必要です。
横浜市の給湯器補助金でよくある質問
横浜市で給湯器を交換すると補助金はいくら出ますか?
交換する機種と利用する制度で変わります。給湯省エネ2026事業では、対象エコキュート7万円/台、ハイブリッド給湯機10万円/台、エネファーム17万円/台が基本額です。性能要件を満たす場合は加算があります。
横浜市独自で給湯器だけ交換する補助金はありますか?
2026年8月時点で横浜市が実施している既存住宅断熱改修補助制度は、断熱性能を高める住宅改修を対象にした制度であり、家庭用給湯器だけを単独交換するための制度とは異なります。給湯器だけの交換では国の制度を先に確認してください。
エコジョーズは7万円の補助金対象ですか?
給湯省エネ2026事業の7万円基本額はエコキュートが対象で、エコジョーズではありません。エコジョーズは、みらいエコ住宅2026事業のリフォーム要件を満たす場合に3万円/戸の対象になる可能性があります。
給湯省エネ2026は横浜市でも使えますか?
国の制度なので、横浜市内の住宅でも対象要件を満たせば利用できます。対象製品を使用し、登録された給湯省エネ事業者が申請する必要があります。
補助金は自分で申請できますか?
給湯省エネ2026事業では一般消費者が直接申請することはできません。登録された給湯省エネ事業者が申請し、補助金を契約代金への充当などの方法で還元します。
工事をしてから補助金を探しても間に合いますか?
制度によって手続き条件が違います。給湯省エネ2026では工事前・工事後写真が必要で、登録事業者との契約等の条件があります。補助金を利用したい場合は着工前に制度利用の可否を確認する方が安全です。
古い電気温水器からエコキュートへ交換すると加算がありますか?
給湯省エネ2026事業では、対象となる高効率給湯器の設置に合わせて電気温水器を撤去する場合、2万円/台の撤去加算を受けられる場合があります。撤去加算は予算上限に達し次第終了します。
賃貸マンションのエコジョーズ交換にも補助金がありますか?
既存の賃貸集合住宅では、条件を満たせば「賃貸集合給湯省エネ2026事業」が利用できる場合があります。エコジョーズ・エコフィールで追いだきなし5万円/台、追いだきあり7万円/台が基本額です。原則として住宅オーナー等が対象になります。
まとめ
横浜市で給湯器補助金を探すときは、横浜市独自の住宅改修制度と、国の給湯器補助を混同しないことが重要です。2026年8月時点では、給湯省エネ2026事業が受付中で、エコキュート7万円、ハイブリッド10万円、エネファーム17万円が基本額です。
エコジョーズは給湯省エネ2026の対象ではありませんが、住宅全体のリフォーム要件を満たす場合は「みらいエコ住宅2026事業」で3万円/戸の対象になる可能性があります。まず現在の型番と設置写真を残し、対象機種・施工業者・制度を決めてから交換へ進むと失敗しにくくなります。
2026年8月11日に確認した公式情報
- 横浜市 令和8年度 既存住宅断熱改修補助制度
- 給湯省エネ2026事業 公式サイト
- みらいエコ住宅2026事業 リフォーム
- 賃貸集合給湯省エネ2026事業
- 横浜市 省エネルギー化支援助成金(中小企業向け)
補助制度は予算・受付状況・対象製品が変更されることがあります。申請時には必ず最新の公式情報を確認してください。











