灯油切れだった場合は、給油後に送油経路内の空気を抜く「エア抜き」が必要になることがあります。灯油が残っている、または給油・エア抜き後もエラー4が繰り返す場合は、利用者による解除を続けず、販売店やコロナサービスセンターへ点検・修理を相談してください。
まず確認したい結論
コロナ石油給湯機のエラー4は、着火不良・燃焼異常の表示です。まず灯油残量を確認し、灯油切れなら給油後に送油経路のエア抜きをして、運転スイッチを「切」から「入」にします。改善しない、再発する、油漏れ・異臭・煙などがある場合はリセットを続けず、使用を中止して修理を依頼してください。
コロナ石油給湯機のエラー4は何を示しているか
コロナ公式の石油給湯機のエラーサインでは、表示「4」は着火不良・燃焼異常の検知です。運転開始時に火がつかない場合だけでなく、燃焼途中で消えて表示されることもあります。そのため、エラー4が出た時点で特定の部品が壊れたと決めつけることはできません。
「解除」という言葉から電源を何度も入れ直したくなりますが、エラー4では、まず燃料が機器まで届く状態かを確認することが重要です。特に灯油タンクを空にしてしまった後は、給油だけでは送油配管内の空気が残り、すぐに正常燃焼へ戻らないことがあります。
表示が「4」ではなく「A4」の場合は別のコードです。コロナ公式ではA4を凍結予防サーミスタの短絡として扱っており、エラー4と同じ原因・解除方法ではありません。表示の英字を含めて正確に確認してください。
リセット前に確認する灯油と表示の状態
最初に、本体リモコンや操作部に出ている表示が本当に「4」なのかを確認します。数字だけの4と、英字を含むA4では案内が異なります。表示が消える前にリモコンの画面を撮影しておくと、修理相談時に説明しやすくなります。
次に、屋外の灯油タンクやホームタンクの残量を確認します。タンクの見た目だけで残量を判断しにくい場合は、給油した時期や、直近まで通常どおり燃焼していたかも思い出してください。灯油切れの直前には、給湯だけでなく暖房や追いだきなど、燃焼を使う運転で停止することがあります。
灯油が十分にあるのにエラー4が出る場合は、エラー表示を消す操作だけを繰り返さないでください。燃料以外の着火・燃焼系統の点検が必要な可能性があり、利用者が外装を開けたり内部部品を調整したりする範囲ではありません。
油漏れ、灯油の強いにおい、煙、機器の損傷、排気筒・給排気筒の外れがある場合は、運転やリセットをせず使用を中止してください。火災や一酸化炭素中毒などにつながるおそれがあるため、安全確認を優先します。
灯油切れだった場合の復旧手順
灯油切れが確認でき、機器や周囲に異常がない場合は、まず給油します。コロナ公式の案内では、灯油切れ後は給油して終わりではなく、送油経路内の空気を抜いてから運転スイッチを一度「切」にし、その後「入」にする手順が示されています。
送油経路のエア抜き方法は、給湯機の型式や送油機器の構成によって確認箇所が異なることがあります。無理に配管を外したり、内部の部品を分解したりせず、取扱説明書に記載された利用者向けの手順だけを行ってください。型式に合う説明書が見つからない場合や、手順に不安がある場合は、販売店へ確認する方が安全です。
エア抜きと運転スイッチの切・入を行ってもエラー4が消えない場合、または一度復旧してもすぐ再発する場合は、何度も着火操作を繰り返さないでください。燃焼が安定しない状態での再運転を続けるより、表示と経過を伝えて点検を依頼することが適切です。
| 状況 | 優先する対応 | 避けたい対応 |
|---|---|---|
| 灯油切れが疑われる | 灯油残量を確認し、必要なら給油 | 給油せずリセットだけ繰り返す |
| 給油後もエラー4が出る | 取扱説明書に沿って送油経路のエア抜きと切・入 | 配管や本体内部を分解する |
| 給油・エア抜き後も再発する | 販売店またはコロナサービスセンターへ点検依頼 | 何度も運転を繰り返す |
| 油漏れ・異臭・煙・排気筒異常がある | 使用中止、安全確認、必要な相談 | 運転スイッチの操作を続ける |
利用者が触ってよい範囲と、やってはいけない作業
利用者が確認してよいのは、表示コード、灯油タンクの残量、給油の有無、機器の外観や周囲の明らかな異常などです。灯油切れ後に、型式に合った取扱説明書の手順でエア抜きを行える場合は、その範囲に限って対応します。操作後に表示が消えても、異常が残っていないかを確認してください。
一方、給湯機の外装を開ける、バーナーや電装部品を触る、燃料配管を外す、着火部品を清掃・調整する、といった作業は避けてください。石油給湯機は燃料と燃焼を扱う機器であり、原因確認のつもりの分解が、燃料漏れや燃焼不良を招く可能性があります。
コンセントを抜く、ブレーカーを落とすことを、エラー4の一般的な解除方法として行うのは勧められません。今回確認できる公式案内で利用者対応として示されているのは、灯油確認、必要時のエア抜き、運転スイッチの切・入です。停電や安全装置作動後の復旧案内と、エラー4の通常対応を混同しないようにしましょう。
修理を依頼する目安
灯油が入っている、または給油とエア抜きを行ったにもかかわらずエラー4が再発するなら、修理相談の目安です。着火不良や燃焼異常の原因は、灯油切れだけとは限りません。表示が出るタイミングや運転内容によって確認箇所が変わるため、エラー4だけで故障部品や修理費用を断定することはできません。
相談先は、購入・設置を依頼した販売店、またはコロナサービスセンターです。連絡時には、単に「エラー4が出た」と伝えるだけでなく、どの運転で止まるか、給油直後か、灯油残量はあるか、一度消えて再発したかを伝えると、状況の切り分けに役立ちます。
依頼前に、本体銘板の型式・製造年月、表示コード、灯油残量、給油した時期、停止するまでの時間、油漏れや異臭の有無をメモしてください。本体銘板とリモコン表示を撮影しておくと、型式の読み間違いを防げます。
修理か交換かを判断する際の見方
コロナは、石油給湯機・石油ふろ釜の設計上の標準使用期間を標準的な使用条件で10年と案内しています。ただし、10年を経過したら必ず交換しなければならないという意味ではありません。使用頻度、設置環境、故障箇所、補修部品の有無、点検結果、見積内容を合わせて判断します。
比較的新しい機器で、灯油切れなど原因が明確で、点検によって修理範囲が限定されるなら、修理が現実的な場合があります。一方、長年使用していて、エラーが繰り返す、複数の不具合がある、部品供給や修理後の再発が気になる場合は、修理見積と交換見積を並べて検討すると判断しやすくなります。
エラー4が出たという事実だけで、交換必須とも、軽いリセットで済むとも言い切れません。型式、製造年月、症状の再現条件、点検結果を確認してから、修理と交換を分けて考えることが大切です。なお、今回確認できた公式情報には、一律の修理費用や交換費用を示す根拠はありません。金額は現地確認や見積で確認してください。
エラー4が再発したときに伝える内容
修理を依頼する際は、次の情報をまとめておくと相談が進みやすくなります。特に「いつ出たか」と「何をした後か」は、灯油切れによるものか、燃焼中の停止かを考える材料になります。
- 本体銘板に記載された型式と製造年月
- 表示が「4」か「A4」かを含む正確なエラーコード
- 灯油タンクの残量と、最後に給油した時期
- 給湯・追いだきなど、どの運転で停止したか
- 運転開始直後に止まるのか、途中で消えるのか
- 給油、エア抜き、運転スイッチの切・入を行ったか
- 油漏れ、異臭、煙、機器や排気筒の外観異常の有無
写真は、本体銘板、リモコンのエラー表示、灯油タンク周辺、排気筒や給排気筒の外観を撮影しておくと有用です。ただし、異常を確認するために機器を動かしたり、カバーを外したりする必要はありません。安全に撮れる範囲で記録し、危険を感じる場合は撮影より使用中止を優先してください。
あわせて確認したい関連記事

設置タイプ別の工事費込み価格も確認
壁掛け、据え置き、マンションPS設置では交換できる機種や工事内容が異なります。既設給湯器に近い設置タイプを確認してください。
相談前に型番と設置写真を確認
本体全体、型番シール、リモコン、本体下の配管、設置スペースを撮影しておくと、後継機や工事条件を確認しやすくなります。

無理な分解や自己修理はしない
ガス、水道、電気、排気に関わる内部作業は無理に行わず、異臭、ガス臭、水漏れ、異常燃焼などがある場合は使用を止めて専門業者へ相談してください。
相談から交換までの流れ
型番と設置状況を確認したうえで、交換機種・工事条件・費用を確認し、日程を調整して工事へ進みます。

よくある質問
コロナ石油給湯機のエラー4はどういう意味ですか?
コロナ公式では、エラー4は着火不良・燃焼異常の検知です。運転開始時に着火しない場合だけでなく、燃焼途中で消えて表示されることもあります。エラー4だけで特定の故障部品までは判断できません。
エラー4が出たら、すぐ電源を入れ直してもよいですか?
先に灯油タンクの残量を確認してください。灯油切れなら給油後に送油経路のエア抜きを行い、取扱説明書に沿って運転スイッチを「切」から「入」にします。灯油が十分にある場合や再発する場合は、電源操作を繰り返さず点検を依頼してください。
灯油を給油したのにエラー4が消えないのはなぜですか?
灯油切れ後は送油経路内に空気が入り、給油だけでは正常に燃料が送られないことがあります。公式案内に沿ってエア抜きを行っても改善しない場合や、エラー4が再発する場合は、着火・燃焼系統などの点検が必要な可能性があります。
エラー4とA4は同じエラーですか?
同じではありません。コロナ公式の一覧では、4は着火不良・燃焼異常、A4は凍結予防サーミスタの短絡です。表示の英字を含めて確認し、A4をエラー4と同じ手順で解除しようとしないでください。
エラー4が出たら交換が必要ですか?
エラー4だけで交換必須とは判断できません。コロナが案内する石油給湯機の設計上の標準使用期間は、標準的な使用条件で10年です。使用年数、故障箇所、補修部品の有無、修理見積、再発の可能性などを確認し、修理と交換を比較してください。
修理を依頼するとき、何を準備すればよいですか?
本体銘板の型式・製造年月、正確な表示コード、灯油残量、給油時期、どの運転でいつ止まるか、エア抜きや切・入を行ったかを整理します。銘板とリモコン表示を安全な範囲で撮影し、油漏れ・異臭・煙などの有無も伝えてください。
交換・修理を決める前に確認したいこと
コロナ石油給湯機のエラー4は、着火不良・燃焼異常の表示です。まず灯油残量を確認し、灯油切れなら給油後に送油経路のエア抜きをして、運転スイッチを「切」から「入」にします。改善しない、再発する、油漏れ・異臭・煙などがある場合はリセットを続けず、使用を中止して修理を依頼してください。
最終的には、現在の型番・使用年数・設置状況・必要機能をそろえ、同じ条件で工事込み総額を比較すると判断しやすくなります。

給湯器・ボイラーの修理・交換を相談する
型番、症状、使用年数、設置場所が分かる写真があると確認が進めやすくなります。

参考にした情報
メーカー・省庁・自治体などの公式情報を中心に確認しています。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/support/faq/2611.html確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/support/faq/2311.html確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/heating/support/faq_maintenance01.html確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- コロナ|公式資料(PDF)
https://www.corona.co.jp/coronabiz/catalog/oil-hot-water/file/2025382208828.pdf確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- コロナ|公式資料(PDF)
https://www.corona.co.jp/3e23b0897db2b5333295624693e2f8285a7afdf3.pdf確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- コロナ|公式サイト
https://www.corona.co.jp/support/error/oil/index.html確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。











