まず確認したい結論
運転スイッチを切っても表示やランプだけが残る場合は、機種の省電力・自動運転仕様の可能性があります。一方、燃焼音、給湯・追いだき、異臭、煙、水漏れ、異常音、エラー表示が続く場合は使用を控え、分解や電源操作を繰り返さず、型式と表示内容を準備してコロナまたは販売店へ修理相談してください。
「電源が切れない」ときに最初に分けること
コロナ給湯器で電源が切れないと感じたときは、電源そのものが切れないのか、リモコンの画面や運転ランプだけが点灯しているのかを確認します。リモコンの表示が残っていても、給湯器本体が燃焼しているとは限りません。省エネのために画面を自動消灯する機種や、待機中に運転ランプだけを点灯させる機種もあります。
反対に、運転スイッチを「切」にした後も燃焼音が続く、蛇口を閉めても給湯が止まらない、追いだきが継続するという場合は、表示だけの問題として扱わないでください。まずお湯の使用や追いだきが実際に止まっているか、給湯器から音や臭いが出ていないかを確認し、異常があれば無理に使い続けず、修理相談を優先します。
| 見えている症状 | 考えられる状態 | 確認・対応 |
|---|---|---|
| 画面や運転ランプだけが点いている | 省電力や待機中の表示仕様 | 給湯・追いだき、燃焼音、取扱説明書の表示仕様を確認 |
| 切にしても給湯・追いだきが続く | 停止していない、または異常の可能性 | 使用を控え、型式と状況を記録して修理相談 |
| エラー番号が表示されている | 機種・リモコン型式に応じた異常表示 | 一律操作をせず、型式に合う説明書や公式案内を確認 |
| 焦げ臭い、灯油臭い、煙、すす、水漏れがある | 安全上の確認が必要な状態 | 使用を止め、分解や繰り返しの通電操作を避けて相談 |
リモコンの表示やランプだけが消えない場合
コロナの石油給湯機には、給湯・ふろ運転やリモコン操作がない時間が続くと、表示部を省電力のため自動消灯する機種があります。SA・NXオート・AG・EF・E・NEシリーズでは、案内上、操作などがない状態で表示が消え、運転ランプだけが点灯する仕様があります。消灯までの時間はシリーズによって異なり、SAなどでは約5分、NXでは約25分とされています。
このような機種では、画面が点灯したまま、または運転ランプが残ったままでも、直ちに本体の故障とは判断できません。給湯や追いだきが動作していないこと、燃焼音が続いていないことを確認したうえで、リモコンの型式と給湯器本体の型式を確認してください。シリーズ名だけでは判断しにくい場合があるため、リモコン全体と本体ラベルを写真に残すと相談が進めやすくなります。
また、AG・EGシリーズでは、未使用の状態が続いたときに運転スイッチを自動的に「切」にする機能があります。連続運転の設定などによって挙動が変わることもあるため、他のコロナ機種と同じ動作になるとは限りません。表示やランプの状態だけで電源故障と決めつけず、実際の運転状態と機種固有の説明書を照合することが重要です。
表示が消えたり点いたりすることだけで、故障箇所や原因を断定することはできません。リモコン型式、給湯器の種類、シリーズ名によって確認方法が異なるため、型式不明のまま一律の解除操作を行わないでください。
エコキュートで画面が消えている・電源が戻らない場合
コロナのエコキュートでは、リモコン画面が消えていても自動消灯の場合があります。スイッチ操作や蛇口からの給湯で再表示することがあるため、画面が消えているだけなら、まず表示以外の動作も確認します。お湯が使えるか、リモコン操作に反応するか、エラー表示が出ていないかを見てください。
一方、漏電ブレーカーを「入」にしても再び「切」になる、または表示が戻らない場合は、単なる自動消灯とは区別が必要です。漏電ブレーカーの操作を何度も繰り返したり、本体を開けて配線を確認したりせず、点検・修理を依頼してください。ブレーカーが再度落ちる症状は、復帰操作を続けるより原因確認を優先します。
石油給湯機とエコキュートでは、電源や表示の構成、凍結予防・自動運転の動作が異なります。給湯器の種類が分からない場合は、本体に貼られた型式ラベル、貯湯タンクの有無、リモコンの写真を準備し、相談時に伝えられるようにしておくとよいでしょう。
燃焼音・給湯・追いだきが止まらないとき
運転スイッチを切った後も給湯器から燃焼音が続く、給湯や追いだきが止まらない場合は、リモコン表示の仕様だけでは説明できない可能性があります。給湯器の種類や運転内容によって一時的な動作が発生することもありますが、型式が分からない段階で正常と断定するのは危険です。
次のような症状がある場合は、使用を控えてください。
- 燃焼音や異常音が止まらない
- 給湯・追いだきが停止しない
- 焦げ臭い、灯油臭い、ガスの臭いがする
- 黒いすすや煙が見える
- 本体や配管から水が漏れている
- ブレーカーが繰り返し落ちる
- エラー表示が消えず、通常操作に戻らない
分解、配線の確認、本体内部への接触、電源プラグの抜き差しやブレーカー操作の繰り返しは避けてください。異常がある場合は、販売店またはコロナの修理窓口へ相談します。緊急性が感じられる臭いや煙がある場合は、給湯器の使用を止め、安全を確保することを優先してください。
エラー表示があるときの確認方法
リモコンにエラーコードが表示されている場合、コードの意味や解除手順は機種・リモコン型式によって異なります。数字だけを見て、別のコロナ製品の説明を当てはめたり、複数の操作を試したりするのは避けましょう。取扱説明書で本体の型式とリモコン型式に合うページを確認し、公式のエラー案内と照合してください。
相談前には、エラー番号が分かるようにリモコンを撮影します。エラーが消えてしまう場合でも、表示された番号をメモし、いつから出たか、給湯中・追いだき中などどの状況で発生したかを書き留めておきます。エラーが表示されていない場合も、「運転スイッチを切った時刻」「燃焼音が続いた時間」「お湯が止まったか」を伝えると、症状の切り分けに役立ちます。
石油給湯機で「88」が表示される場合は、コロナの案内では故障表示ではなく、設計標準使用期間10年相当で知らせる点検時期表示とされています。ただし、これは「電源が切れない」症状そのものを示す表示ではありません。表示番号の意味は型式に対応した案内で確認し、故障と点検時期表示を混同しないようにしてください。
修理を依頼する前に準備する情報
修理相談では、給湯器の型式、製造番号、リモコンの型式、表示されているエラー番号、症状が始まった時期を伝えます。型式は本体の銘板やラベル、リモコンの前面または側面などに記載されていることがあります。文字が小さい場合は、ラベル全体と型式部分を分けて撮影すると読み取りやすくなります。
「電源が切れない」という言い方だけでなく、何が残っているのかを具体的に整理します。たとえば「画面は点灯しているが給湯は止まっている」「運転ランプだけが点灯する」「切にしても燃焼音が続く」「漏電ブレーカーを入れるとまた落ちる」のように、表示・音・給湯動作を分けて伝えます。写真や動画を撮れる場合もありますが、異臭・煙・漏れなどがある状態で近づくことは避けてください。
修理費用は、故障箇所、製品の年式、出張距離、部品供給、保証の有無などで変わります。症状や見積もりを確認しないまま、修理費用や交換費用を一律に判断しないようにしましょう。
修理と交換の判断は年式・症状・見積もりで考える
電源が切れない症状だけで、修理か交換かを先に決めることはできません。省電力表示や自動運転などの仕様であれば、故障ではない可能性があります。異常表示や燃焼不良などが疑われる場合でも、修理可能か、部品の供給状況はどうか、費用に見合うかは、点検と見積もりを受けてから判断します。
交換を検討するときは、現在の型式だけでなく、設置場所、給湯方式、燃料、追いだきの有無、リモコンの構成、配管や排気の条件も確認します。後継機に見えても、設置条件や必要な工事が同じとは限りません。まずは本体ラベルとリモコンの写真、設置全体が分かる写真を準備し、修理と交換の両方を比較できる見積もりを依頼すると判断しやすくなります。
正常な表示仕様か異常な運転継続かを切り分けてから、修理・交換を選ぶのが基本です。電源操作を繰り返して一時的に表示が戻ったとしても、異常音や臭い、漏れ、エラーが再発するなら、再使用を続けず専門窓口へ相談してください。
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設置タイプ別の工事費込み価格も確認
壁掛け、据え置き、マンションPS設置では交換できる機種や工事内容が異なります。既設給湯器に近い設置タイプを確認してください。
相談前に型番と設置写真を確認
本体全体、型番シール、リモコン、本体下の配管、設置スペースを撮影しておくと、後継機や工事条件を確認しやすくなります。

無理な分解や自己修理はしない
ガス、水道、電気、排気に関わる内部作業は無理に行わず、異臭、ガス臭、水漏れ、異常燃焼などがある場合は使用を止めて専門業者へ相談してください。
相談から交換までの流れ
型番と設置状況を確認したうえで、交換機種・工事条件・費用を確認し、日程を調整して工事へ進みます。

よくある質問
コロナ給湯器の運転スイッチを切ってもランプが消えないのは故障ですか?
故障とは限りません。機種によっては省電力のため表示が消え、運転ランプだけが点灯する仕様があります。給湯・追いだきや燃焼音が止まっているかを確認し、本体とリモコンの型式に合う取扱説明書で確認してください。
コロナ給湯器の電源が切れず、燃焼音も続くときはどうすればよいですか?
表示だけでなく燃焼音や給湯・追いだきが続いている場合は、使用を控えて修理相談を優先してください。焦げ臭い、灯油臭い、煙、すす、水漏れ、異常音があるときは、分解や電源操作の繰り返しを避けて安全を確保します。
エラーコードが出たら、電源を入れ直せば直りますか?
エラーの意味や解除方法は機種・リモコン型式によって異なります。一律のリセット操作を繰り返さず、本体型式とリモコン型式に合う取扱説明書や公式案内を確認してください。表示が続く場合は修理相談が必要です。
エコキュートのリモコン画面が消えて電源が戻りません。どう確認しますか?
自動消灯の場合は、スイッチ操作や蛇口からの給湯で再表示することがあります。ただし、漏電ブレーカーを入れても再び切れる、または表示が戻らない場合は、操作を繰り返さず点検・修理を依頼してください。
修理相談の前に何を準備すればよいですか?
給湯器の型式、製造番号、リモコンの型式、エラー番号、症状が始まった時期を準備します。リモコン表示や本体ラベル、設置状況を写真で残し、「画面だけ点く」「燃焼音が続く」など表示と実際の動作を分けて伝えると相談がスムーズです。
石油給湯機に「88」と表示されたら電源が切れない故障ですか?
コロナの案内では、「88」は故障表示ではなく、設計標準使用期間10年相当で知らせる点検時期表示です。ただし、電源が切れない症状や異常音などが同時にある場合は、型式に合う案内を確認し、必要に応じて点検を相談してください。
交換・修理を決める前に確認したいこと
運転スイッチを切っても表示やランプだけが残る場合は、機種の省電力・自動運転仕様の可能性があります。一方、燃焼音、給湯・追いだき、異臭、煙、水漏れ、異常音、エラー表示が続く場合は使用を控え、分解や電源操作を繰り返さず、型式と表示内容を準備してコロナまたは販売店へ修理相談してください。
最終的には、現在の型番・使用年数・設置状況・必要機能をそろえ、同じ条件で工事込み総額を比較すると判断しやすくなります。

給湯器・ボイラーの修理・交換を相談する
型番、症状、使用年数、設置場所が分かる写真があると確認が進めやすくなります。

参考にした情報
メーカー・省庁・自治体などの公式情報を中心に確認しています。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/eco/support/faq/remocon/確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式サイト
https://corona.co.jp/support/service/index.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/support/faq/2315.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/support/faq/2281.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/support/faq/oil_hot-water.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。
- コロナ|公式FAQ
https://www.corona.co.jp/support/faq/2290.html確認内容:仕様・条件・安全上の注意など、記事内の事実確認に使用しました。











