ただし、エラーコードの意味や操作方法は製品の種類・型式・年式によって異なる場合があります。リセットしても120が繰り返し表示される、異臭や油漏れがあるといった場合は、使用を続けず、販売店またはメーカーへ修理を相談してください。
まず確認したい結論
長府ボイラーのエラー120は、複数の石油給湯器で「燃焼中に火が消えた」状態を示します。まず灯油残量・送油バルブ・異臭や油漏れを確認し、型式に合う説明書の手順で一度だけリセットします。すぐ再表示される場合や異常がある場合は、使用を中止して修理を依頼してください。
長府ボイラーのエラー120は何を示す?
長府製作所の石油給湯器・灯油ボイラーでは、複数の取扱説明書でエラー120を「燃焼中に火が消えた」状態として案内しています。燃焼を続けられなかったため、お湯が出ない、または設定どおりに給湯できないことがあります。
ただし、長府のすべての製品でエラー120の意味が共通しているとは限りません。石油給湯器でも、製品の種類・型式・年式によってエラーコードの内容やリセット方法が異なるため、本体に貼られた型式表示を確認し、その機器に対応した取扱説明書やメーカーのエラーコード情報で照合することが大切です。
120は「燃焼が途中で止まった」という結果を示す表示であり、表示だけから故障した部品や原因を一つに絞ることはできません。灯油の供給状態を確認して復旧することもありますが、再発時には送油や燃焼に関わる内部の点検が必要になる場合があります。
表示が120だからといって、原因を一つに決めつけることはできません。灯油切れのように利用者が確認できる場合もあれば、送油系や燃焼系の点検が必要な場合もあります。
最初に確認できる灯油・送油まわり
まず確認しやすいのは、油タンクに灯油が残っているかどうかです。残量が少ない、または灯油切れになっていると、機器へ十分に燃料が送られず、燃焼中に火が消えて120が表示されることがあります。タンクの表示だけで判断しにくい場合は、実際の残量も確認してください。
次に、給湯器へ灯油を送る配管側の送油バルブが十分に開いているかを確認します。バルブが閉じている、途中までしか開いていない、給油後に開け忘れていると、灯油が機器まで届かない可能性があります。確認は外から見える範囲にとどめ、配管を外したり、内部の空気抜きや調整を自己判断で行ったりしないでください。
灯油切れの後は、給油と送油の確認によって一時的に復旧する可能性があります。ただし、給油したから必ず直るとは限りません。表示が消えても再び120が出る場合は、単なる燃料切れ以外の原因が考えられるため、リセットを何度も繰り返して使い続けるのは避けます。
本体の周囲で異常がないかを見る
給湯器の周囲に、普段と違う状態がないかも確認します。地震や強い衝撃の後でないか、機器や配管に目立つ損傷がないか、排気まわりがふさがれていないかなど、外から安全に見られる範囲を確認してください。カバーを外す、燃焼部をのぞき込む、内部を清掃する作業は利用者が行う範囲を超えます。
特に、異常な臭い、油漏れ、煙、普段と違う音がある場合は、エラーコードのリセットより安全確保を優先します。油漏れが見えるときは運転を中止し、可能であれば油タンクのバルブを閉め、電源プラグを抜いて販売店またはメーカーへ連絡してください。火災や不完全燃焼につながるおそれがあるため、原因を確かめようとして運転を続けないでください。
異臭・油漏れ・煙・異常音がある場合は、何度もリセットして使用を続けないでください。運転を止め、安全を確認したうえで修理相談を行います。
リセットしてよい範囲と注意点
灯油残量や送油バルブに問題がなく、異臭・油漏れ・煙などもない場合は、型式に合う取扱説明書の手順を確認します。現行の説明書には、リモコンの運転スイッチをいったん「切」にしてから、再度「入」にする方法が案内されている機種があります。
一方、電源プラグの抜き差しは、通信異常や誤作動時の処置として案内される機種もありますが、エラー120に対する共通の解決方法ではありません。説明書に記載がない状態で、電源の抜き差しを何度も行うことは避けてください。リセットは表示を消すための操作であり、失火の原因そのものを修理するものではありません。
一度リセットしてもすぐ120が再表示される、給湯が安定しない、点火しても短時間で消えるといった場合は、使用を中止して修理相談へ進みます。燃焼系や送油系など、内部点検や部品交換が必要になる可能性があるためです。
エラー120で修理を頼む目安
次のような場合は、利用者による確認を終えて、販売店またはメーカーへ相談する目安です。
- 灯油があり、送油バルブも開いているのに120が表示される
- 説明書の手順でリセットしても、すぐに120が再表示される
- 何度も失火して、お湯が安定して出ない
- 異臭、油漏れ、煙、異常音がある
- 地震や強い衝撃の後からエラーが出る
とくに、リセット後すぐに120が繰り返し表示される場合は、使用を続けず修理を依頼するのが安全です。燃焼部の清掃・調整、部品の交換、送油経路の点検などを自分で行うのではなく、専門業者に状態を確認してもらいます。
修理費は、故障箇所、交換部品、出張の条件などによって変わります。現時点の具体的な金額を表示だけで判断することはできないため、相談時に点検内容と見積もりの内訳を確認してください。
依頼時には、120が最初に出た場面も伝えると状況の把握に役立ちます。たとえば、給湯中に急にお湯がぬるくなったのか、給油後に初めて運転したときなのか、リセット後は一度お湯が出たものの再び停止したのかを、分かる範囲で整理します。分からない項目を無理に推測する必要はありません。
また、異常が出たままでも他の運転なら使えると判断して使用を続けるのは避けてください。給湯・追いだきのどちらで表示されたかにかかわらず、同じ120が再発するなら、機器の状態を確認してもらうまで運転を控えることが安全です。
修理か交換かを考えるときの材料
エラー120が一度出ただけで、灯油切れの確認後に復旧し、その後再発していないなら、まずは経過を見ながら異常がないか確認します。ただし、再発を繰り返す場合は、原因の特定と修理可否の確認が必要です。
修理か交換かを決める際は、エラーコードだけでなく、本体の型式、使用年数、これまでの修理歴、今回の故障箇所、部品の供給状況を合わせて見ます。製造終了品では、補修用性能部品の状況によって修理できない場合があります。古い機器では、修理見積もりだけでなく、交換した場合の費用や設置条件も併せて確認すると判断しやすくなります。
見積もりを比較する際は、修理で対応できるのか、交換部品を用意できるのか、今回の修理後も継続使用が見込めるのかを確認します。交換を検討する場合は、現在の給湯器の型式に加え、設置場所、屋外・屋内の別、給湯や追いだきの使い方なども伝えると、必要な確認事項を整理しやすくなります。
| 状態 | 考え方 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 灯油切れの後に表示され、確認後は再発しない | 燃料供給が関係した可能性 | 説明書に従い、異常がないか経過を確認 |
| リセット後すぐに120が再表示される | 燃焼系・送油系などの点検が必要な可能性 | 使用を続けず、修理を相談 |
| 異臭・油漏れ・煙・異常音がある | 安全上の確認を優先 | 運転を中止し、必要な安全措置をして連絡 |
| 製造終了品で修理可否が不明 | 部品供給の確認が必要 | 修理見積もりと交換案を比較 |
修理相談の前に準備する情報
問い合わせる前に、本体の前面や側面にある銘板で型式を確認します。型式が分かると、エラー120の意味やリセット方法を対象機種に合わせて確認しやすくなります。リモコンに表示されたコードは、写真に残しておくと伝達ミスを防げます。
併せて、いつから表示されたか、給湯中か追いだき中か、灯油残量はどの程度か、給油後に発生したか、リセット後に再発したかをメモします。異臭・油漏れ・煙・異常音の有無も伝えてください。長府製作所への修理相談では、型式と異常状態、エラーコードなどの申告が求められています。
相談時に「型式・エラー120・発生状況・灯油残量・リセット後の再発有無」をそろえると、修理担当者が状況を把握しやすくなります。写真を用意する場合も、運転中に近づいたり、異常箇所を触ったりせず、安全な状態で撮影してください。
あわせて確認したい関連記事
相談前に型番・タンク・配管の写真を確認
本体全体、型番ラベル、灯油タンク、送油管、配管、排気、設置スペースを撮影すると、修理・交換・追加工事の切り分けに役立ちます。
無理な分解や自己修理はしない
燃料、電気、水道、排気に関わる内部作業は無理に行わず、灯油臭、黒煙、異常燃焼、水漏れなどがある場合は使用を止めて専門業者へ相談してください。
相談から交換までの流れ
型番と設置状況を確認したうえで、交換機種・工事条件・費用を確認し、日程を調整して工事へ進みます。

よくある質問
長府ボイラーのエラー120は何の表示ですか?
長府製作所の複数の石油給湯器の取扱説明書では、エラー120を「燃焼中に火が消えた」状態として案内しています。ただし、製品の種類・型式・年式で内容が異なる場合があるため、本体の型式に合う説明書で確認してください。
エラー120が出たとき、まず何を確認しますか?
油タンクの灯油残量、送油バルブが開いているか、地震や強い衝撃の有無、機器周辺の異常を確認します。異臭、油漏れ、煙、異常音がある場合は運転を中止し、リセットを繰り返さないでください。
エラー120は電源プラグを抜けば直りますか?
電源プラグの抜き差しが案内される機種もありますが、エラー120に共通する解決方法ではありません。型式に合う取扱説明書を確認し、指定された方法だけを試してください。
エラー120が何度も表示される場合はどうしますか?
灯油や送油バルブに問題がなく、リセット後すぐ再表示される場合は、使用を続けず販売店またはメーカーへ修理を相談してください。燃焼系や送油系などの点検が必要になる可能性があります。
修理相談では何を伝えればよいですか?
本体の型式、エラーコード120、発生日時や状況、灯油残量、リセット後の再発有無、異臭・油漏れ・煙・異常音の有無を伝えます。製造終了品では修理できない場合があるため、使用年数も確認しておくと、交換案との比較がしやすくなります。
交換・修理を決める前に確認したいこと
長府ボイラーのエラー120は、複数の石油給湯器で「燃焼中に火が消えた」状態を示します。まず灯油残量・送油バルブ・異臭や油漏れを確認し、型式に合う説明書の手順で一度だけリセットします。すぐ再表示される場合や異常がある場合は、使用を中止して修理を依頼してください。
最終的には、現在の型番・使用年数・設置状況・必要機能をそろえ、同じ条件で工事込み総額を比較すると判断しやすくなります。
給湯器・ボイラーの修理・交換を相談する
型番、症状、使用年数、設置場所が分かる写真があると確認が進めやすくなります。
参考にした情報
メーカー・省庁・自治体などの公式情報を中心に確認しています。
- 長府製作所|公式サイト
https://www.chofu.co.jp/inquiry/確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- 長府製作所|公式サイト
https://www.chofu.co.jp/support/data/catalog/detail_catalog.php?id=2確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- 長府製作所|公式サイト
https://www.chofu.co.jp/support/確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- 長府製作所|公式サイト
https://www.chofu.co.jp/support/data/catalog/detail_catalog.php?id=4確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- 長府製作所|公式サイト
https://www.chofu.co.jp/hse-4303cz.php確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。
- 長府製作所|公式資料(PDF)
https://www.chofu.co.jp/user_data/document/tori/20774602.pdf確認内容:症状・エラー・安全上の注意・修理案内を確認しました。







