リンナイ給湯器のエラー140は何?原因・確認手順と修理の目安

リンナイ給湯器のエラー140は何?原因・確認手順と修理の目安の相談

リンナイのガス給湯器に「140」が表示された場合は、温度ヒューズ・過熱防止装置が作動したことを示します。熱交換器や温度ヒューズ周辺の不具合が想定されるため、利用者がリセットを繰り返して使い続けるエラーではありません。まず給湯・追いだきの使用を止め、ガス臭などの異常がないか確認してください。

異常がなければ、エラーが出た状況、給湯器の型番、設置場所を確認して修理を相談します。リンナイ公式が案内する修理料金の目安は税込37,900~63,200円ですが、診断だけでも出張費・故障診断料がかかる場合があり、高所や狭所などの設置条件によって追加費用が発生することもあります。見積額と修理可否を確認し、使用年数やほかの不具合も踏まえて修理と交換を比較しましょう。

まず確認したい結論

エラー140は、温度ヒューズ・過熱防止装置が作動した表示です。安全装置に関わるため、お湯や追いだきの使用を止めて修理相談へ進むのが基本です。ガス臭がある場合は、火気や換気扇、電気スイッチに触れず、窓を開け、可能ならガス栓を閉めてガス事業者へ連絡してください。

ガス給湯器のお湯が出ない、異音、エラー、水漏れの相談案内

リンナイ給湯器のエラー140は過熱防止装置の作動を示す

リンナイのガス給湯器に表示されるエラー140は、温度ヒューズ・過熱防止装置が作動したことを示すエラーです。リンナイ公式では、部品の不具合によって安全装置が作動した状態とされ、想定される箇所として熱交換器と温度ヒューズが挙げられています。

温度ヒューズや過熱防止装置は、給湯器内部の異常な温度上昇を検知して事故を防ぐための重要な安全部品です。エラー140が出たという事実だけで、熱交換器と温度ヒューズのどちらが故障しているか、部品交換だけで直るかまでは判断できません。内部を点検したうえで、作動した原因を特定する必要があります。

エラー140が出たまま給湯や追いだきを続けないでください。表示を消すために電源操作を繰り返したり、本体のカバーを開けたりせず、いったん使用を止めてください。一時的に表示が消えても、安全装置が作動した原因が解消したとは判断できません。

利用者が安全にできるのは、リモコンで運転を停止し、表示内容や型番、設置状況を確認して修理窓口へ伝えるところまでです。温度ヒューズの交換、熱交換器の点検、燃焼調整、配線やガス・給水配管に関する作業は、専門知識と資格を持つ事業者へ任せます。

最初にガス臭や煙などの異常がないか確認する

修理費用や型番を調べる前に、周囲の安全を確認します。エラー140が表示されていても、直ちにガス漏れを意味するわけではありません。ただし、ガス臭、煙、焦げたようなにおい、通常とは異なる大きな音などを伴う場合は、一般的な故障対応より緊急性が高くなります。

ガス臭がある場合

火気を使用せず、換気扇や照明などの電気スイッチにも触れないでください。スイッチ操作で生じる小さな火花が着火につながるおそれがあります。窓や戸を開けて自然に換気し、安全に操作できる場合はガス栓などを閉め、契約しているガス事業者の緊急窓口へ連絡します。

屋内に強いガス臭がある、気分が悪い、危険を感じるといった場合は、その場で給湯器を調べ続けず、安全な場所へ移動してください。原因確認のために給湯器へ顔を近づけたり、ライターなどで漏れを確かめたりしてはいけません。

煙や焦げ臭さ、異音がある場合

給湯・追いだきの使用を止め、本体には触れずに修理相談へ進みます。本体周辺が熱い、変色している、煙が出ているといった場合も同様です。屋外設置機であっても、排気口をのぞき込んだり、カバーを取り外したりしないでください。

ガス臭や煙などがなく、リモコンに140だけが表示されている場合は、次の確認へ進みます。ここから先も、確認のために何度もお湯を出す必要はありません。

修理を依頼する前に確認しておきたい内容

エラー140は訪問点検が基本となるため、連絡前に必要な情報をそろえておくと、修理受付や概算費用の確認が進みやすくなります。危険な場所へ立ち入ったり、脚立に上ったりせず、見える範囲だけで確認してください。

  1. エラー表示と発生状況「140」が表示された日時と、給湯中、追いだき中、お湯張り中など、どの操作で発生したかを控えます。お湯が急に止まった、以前にも同じ表示が出たといった経緯も役立ちます。
  2. 本体の型番給湯器本体の銘板に記載された型式を確認します。銘板の位置は機種や設置方法によって異なるため、正面や側面から安全に見える範囲を確認してください。高所設置で読めない場合は、無理をせず「高所のため確認できない」と伝えます。
  3. リモコンの表示140が見える状態のリモコンを撮影します。表示が消えている場合は、記憶に頼らず、控えておいた番号と発生日時を伝えます。
  4. 設置場所と作業スペース屋外壁掛け、ベランダ、建物の設備スペース内など、分かる範囲で設置状況を伝えます。給湯器の前に荷物やフェンスがある、高い位置にある、通路が狭いといった条件も重要です。
  5. 使用年数と過去の修理購入時期や設置時期、これまでに修理した部品、別のエラーが続いていないかを整理します。不明なら無理に推測せず、「不明」と伝えて問題ありません。

写真は、本体全体、銘板、リモコン表示、給湯器周囲の4種類が目安です。型番だけでは作業スペースや足場の必要性まで分からないため、周辺写真があると追加作業の見通しを確認しやすくなります。ただし、共用部への立ち入りや高所撮影など、危険を伴う撮影は行わないでください。

取扱説明書とエラー履歴を確認する方法

リンナイでは、本体型式から取扱説明書を検索できます。型番を確認できたら、該当機種の説明書でエラー表示と使用停止後の案内を確認してください。給湯器やリモコンによって操作方法が異なる可能性があるため、別機種の説明書やインターネット上の操作例をそのまま流用しないことが大切です。

対応する台所または浴室リモコンでは、給湯温度の「上げる」ボタンを押しながら運転ボタンを押すことで、最新から9件のエラー履歴を確認できるとリンナイが案内しています。ただし、リモコンの種類によってボタンの名称や対応状況が異なる場合があります。取扱説明書で操作を確認できないときは、履歴確認を無理に行う必要はありません。

現在140が表示されているなら、その画面を撮影するだけでも十分な情報になります。エラー履歴を確認する目的は、同じエラーが繰り返されているか、ほかの不具合も発生しているかを修理担当者へ伝えることです。履歴を消したり、何度も運転させてエラーを再現したりする必要はありません。

エラー140の修理料金と追加費用の目安

2026年8月21日の確認時点で、リンナイ公式が案内するエラー140の修理料金の目安は、税込37,900~63,200円です。ただし、これは実際の請求額を保証する金額ではありません。機種、故障箇所、交換部品、訪問地域、設置条件などによって金額は変わります。

確認する費用事前に聞いておきたい内容
修理料金の目安想定される部品代・技術料を含めた概算と、正式な金額が確定する時点
出張費・故障診断料点検後に修理を見送る場合や、部品がなく修理できない場合にも発生するか
追加作業費高所、狭所、機器の一時的な取り外しなどで追加費用が必要か
再訪問に伴う費用部品取り寄せにより訪問が複数回になる場合の扱い
修理後の保証交換部品や作業に対する保証の対象と期間

点検を受けた結果、修理を行わない場合でも、出張費や故障診断料がかかることがあります。また、給湯器が高所や狭い場所にある場合、機器の取り外しや安全確保のための作業が必要になると、追加費用が生じる可能性があります。安全に作業できない設置状況では、訪問後に修理を断られる場合もあります。

そのため、予約時には型番だけでなく、設置場所と周囲の写真も伝え、概算料金、診断のみの場合の費用、追加作業の可能性を確認します。電話や写真だけでは故障箇所を確定できないため、事前金額と現地診断後の見積額が変わる可能性も理解しておきましょう。

修理と給湯器交換は見積もりを見て判断する

エラー140が表示されたからといって、必ず給湯器本体を交換しなければならないわけではありません。一方で、安全装置に関係するエラーのため、金額だけを見て修理を先延ばしにするのも適切ではありません。まず診断を受け、修理可能か、どの部品が必要か、総額はいくらになるかを確認します。

修理を軸に検討しやすいケース

  • 修理部品を用意でき、作業後の使用に問題がないと診断された
  • 設置からの年数が比較的短く、ほかのエラーや不具合が見られない
  • 修理総額と今後の使用予定を照らし合わせて納得できる
  • 製品保証や延長保証の対象になる可能性がある

交換の見積もりも取っておきたいケース

  • 設置から長期間経過し、修理部品の供給や修理対応が難しい
  • 140以外のエラー、湯温の不安定、異音なども発生している
  • 熱交換器などの修理に加えて、ほかの部品交換も必要と診断された
  • 追加作業費を含む修理総額が高く、交換費用との差が小さい
  • 修理しても別部品の経年劣化が気になると説明された

判断材料は「修理代」だけでなく、追加費用、修理後の保証、部品供給、今後の使用予定を含めた総額です。現地診断前に交換を決めつける必要はありませんが、修理見積もりが高くなった場合に備えて、交換した場合の総額も同じ条件で確認すると比較しやすくなります。

賃貸住宅では、入居者が独自に修理や交換を手配せず、先に貸主または管理会社へ連絡します。分譲集合住宅でも、共用廊下側の設備スペースに設置されている場合は、作業時間や搬入、共用部の使用について管理規約上の確認が必要になることがあります。

交換を相談するときは現在の設置条件を基準にする

交換見積もりを取る場合も、現在の給湯器の型番と設置写真が重要です。給湯器は外観が似ていても、使用するガスの種類、給湯能力、設置方法、排気方法、追いだき機能、配管やリモコンの構成が異なります。価格だけで候補を決めず、現場に適合する機種かを確認しなければなりません。

相談時には、現在の型番、ガスの種類、家族人数、同時にお湯を使う場所、追いだきや自動お湯張りの使用状況、希望する交換時期を伝えます。型番が読めない場合は、本体全体と銘板周辺の写真、取扱説明書や過去の見積書が手がかりになります。

設置場所が高所や狭所であれば、交換時にも足場や搬出入の追加作業が必要になる可能性があります。修理と交換でそれぞれ必要な作業を確認し、同じ設置条件を前提に総額を比べることが重要です。特定のメーカーへ急いで切り替えるのではなく、現在の使用条件と設置環境に適合する候補から選びます。

エラー140が出たときの相談までの流れ

エラー140への対応は、複雑な自己点検を行うより、必要な情報を安全にそろえて修理判断につなげることが中心です。行動順を整理すると、次のようになります。

  1. 給湯と追いだきの使用を止める
  2. ガス臭、煙、焦げ臭さ、異音がないか確認する
  3. 異常を伴う場合は、給湯器を調べず適切な緊急窓口へ連絡する
  4. 140の表示、発生日時、発生した運転状況を控える
  5. 安全に見える範囲で型番と設置条件を確認し、写真を用意する
  6. 型番別の取扱説明書を確認し、修理を申し込む
  7. 修理可否、診断料、追加費用を含む見積額を確認する
  8. 使用年数やほかの不具合も踏まえ、必要に応じて交換見積もりと比較する

利用者による本体分解や部品交換は、この流れに含まれません。エラーが消えない場合はもちろん、いったん消えた場合も、140が表示された事実を伝えて相談してください。型番、リモコン表示、設置場所の写真がそろっていれば、修理と交換のどちらを検討する場合にも、その後の確認が進めやすくなります。

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ガス給湯器交換の工事費込み料金例

修理を検討している場合でも、使用年数や故障内容によっては本体交換との比較が必要です。現在の型番と設置方式を確認したうえで、工事費込み総額で比べます。

給湯専用16号ノーリツのガス給湯器交換料金例
給湯専用16号パロマのガス給湯器交換料金例
16号追いだき付きリンナイ前方排気タイプのガス給湯器交換料金例
20号追いだき付きノーリツ据え置きオートエコジョーズのガス給湯器交換料金例

設置タイプ別の工事費込み価格も確認

壁掛け、据え置き、マンションPS設置では交換できる機種や工事内容が異なります。既設給湯器に近い設置タイプを確認してください。

壁掛けガス給湯器の工事費込み価格表
据え置きガス給湯器の工事費込み価格表
マンションPS設置ガス給湯器の工事費込み価格表

相談前に型番と設置写真を確認

本体全体、型番シール、リモコン、本体下の配管、設置スペースを撮影しておくと、修理か交換か、後継機や工事条件を確認しやすくなります。

ガス給湯器の型番と設置写真の撮影ポイント

無理な分解や自己修理はしない

ガス、水道、電気、排気に関わる内部作業は無理に行わず、異臭、ガス臭、水漏れ、異常燃焼などがある場合は使用を止めて専門業者へ相談してください。

相談から交換までの流れ

型番と設置状況を確認したうえで、交換機種・工事条件・費用を確認し、日程を調整して工事へ進みます。

給湯器の相談から交換工事までの流れ

リンナイ ガス給湯器 エラー 140でよくある質問

リンナイ給湯器のエラー140はリセットで直りますか?

エラー140は温度ヒューズ・過熱防止装置が作動した表示であり、利用者によるリセットを前提としたエラーではありません。電源操作を繰り返して一時的に表示が消えても、作動原因が解消したとは判断できないため、給湯・追いだきの使用を止めて修理を相談してください。

エラー140が出たままお湯を使っても大丈夫ですか?

使用を続けないでください。安全装置に関係するエラーなので、リモコンで運転を停止し、ガス臭、煙、焦げ臭さ、異音がないか確認します。ガス臭がある場合は火気や換気扇、電気スイッチに触れず、窓を開け、ガス事業者の緊急窓口へ連絡してください。

リンナイ給湯器の型番はどこで確認できますか?

給湯器本体の銘板に記載されています。銘板の位置は機種や設置方法によって異なるため、本体正面や側面から安全に見える範囲で確認してください。高所や狭所にあって読めない場合は、脚立に上ったり本体を動かしたりせず、設置場所の写真とともに「確認できない」と修理窓口へ伝えましょう。

エラー140の修理費用以外に料金がかかることはありますか?

あります。修理を見送る場合でも出張費や故障診断料がかかることがあり、高所・狭所での作業、機器の取り外し、安全確保などに追加費用が生じる可能性もあります。予約時に、診断のみの場合の費用、追加作業費、部品取り寄せ後の再訪問費用を確認してください。

エラー履歴は自分で確認できますか?

対応する台所または浴室リモコンでは、給湯温度の上げるボタンを押しながら運転ボタンを押すことで、最新から9件の履歴を確認できるとリンナイが案内しています。ただし、リモコンの種類によって対応状況やボタン名称が異なる場合があります。型番別の取扱説明書で確認できないときは、無理に操作せず、現在の表示と発生状況だけを修理窓口へ伝えてください。

まとめ

リンナイ給湯器のエラー140は、温度ヒューズ・過熱防止装置が作動した表示です。お湯や追いだきの使用を止め、ガス臭などの異常がないことを確認してから、エラー表示、型番、設置条件、周囲の写真をそろえて修理を相談してください。内部の分解や部品交換、ガス・電気・配管作業を自分で行ってはいけません。

修理料金の目安は税込37,900~63,200円ですが、出張費・故障診断料や設置条件による追加費用がかかる場合があります。修理可否と総額を確認し、使用年数、ほかの不具合、部品供給、修理後の保証を踏まえて交換見積もりと比較するのが現実的です。

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現在の型番、表示内容、症状、設置場所が分かる写真があると確認が進めやすくなります。

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参考にした公式情報

確認日:2026-08-21。仕様・操作・価格・制度は機種や時期によって変わるため、詳細は各公式ページをご確認ください。

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