まずは給湯器本体・リモコン・配管まわりに異常がないかを確認し、無理に何度もリセットしないことが大切です。再表示する、異臭や煙、水漏れがある、またはお湯が使えない状態が続く場合は、型式と症状を伝えてメーカーや有資格者へ相談しましょう。
まず確認したい結論
エラー14が表示されたら、まずリモコンの表示内容と給湯器本体・周辺の異常を確認してください。異臭・煙・水漏れがある場合は使用を中止し、異常が見当たらなくても電源を入れ直して再び14が表示されるなら、繰り返し操作せず修理相談をおすすめします。
エラー14が表示されたときの結論
給湯器の「14」は、利用者が表示だけを見て原因を一つに決められる番号ではありません。メーカー、型式、給湯器の種類、表示されたタイミングによって確認すべき内容が変わるため、インターネット上の別機種の説明をそのまま当てはめるのは危険です。
最初に行うのは、リモコンに表示された番号を正確に確認することです。「14」なのか、先頭に別の数字や記号があるのか、表示が点滅しているのか、給湯・追いだきなど特定の操作中だけ出たのかを見ます。エラー14だけで故障箇所や修理費用を断定せず、型式と周辺の状態を確認することが先です。
次に、給湯器本体の周辺で異臭、煙、焦げたようなにおい、水漏れ、異常な音がないかを確認します。危険を感じる場合は、原因を調べるために本体のカバーを開けたり、内部へ触れたりしないでください。
電源を入れ直す前に確認したいこと
電源を入れ直す前に、家中のすべての蛇口でお湯が出ないのか、特定の場所だけなのかを確認します。台所では使えるのに浴室だけ使えない場合は、給湯器本体以外にリモコンや水栓側の問題が関係している可能性があります。一方、複数の場所で同時にお湯が出ず、リモコンに同じ番号が出ているなら、給湯器側の点検が必要になることがあります。
給湯器本体の周囲に物を置いていないか、排気口や吸気に関係する部分を荷物や囲いでふさいでいないかも見ます。ただし、外観から確認できる範囲に限り、部品の取り外しや配線の確認は行わないでください。屋外設置型では、雨や風の後に水分や周辺環境の影響が気になる場合でも、本体を開けて乾燥させようとするのは避けます。
ガスのにおい、石油のにおい、煙、焦げたにおい、異常な音、水漏れがある場合は、給湯器の使用を止めてください。火気や電気スイッチの操作を避け、状況に応じてガス会社・販売店・メーカー・有資格者へ連絡します。緊急性があると感じた場合は、安全確保を優先してください。
リモコンの電源を切る操作や、取扱説明書に記載された利用者向けの復帰操作は、異常がなく、説明書の対象機種と一致している場合に限って行います。説明書が手元にない、操作してよいか判断できない、または一度消えてもすぐ再表示する場合は、繰り返しリセットしないほうが安全です。
利用者が確認してよい範囲と避ける操作
利用者が確認できるのは、リモコンの表示、給湯の状態、給湯器周辺の外観、異臭や水漏れの有無、型式表示などです。リモコンに複数のエラーが出ている場合は、最初に出た番号と現在の表示を控えます。表示が消えてしまうこともあるため、可能ならリモコンの写真を撮っておくと相談時に役立ちます。
一方、給湯器の前面カバーを開ける、内部の配線やセンサーに触れる、燃焼部を清掃する、安全装置を無効にする、部品を取り外すといった作業はしないでください。給湯器はガス、電気、燃料、水、燃焼に関わる部品を含む機器です。見た目では異常が分からなくても、誤った操作が事故やさらなる故障につながるおそれがあります。
本体の電源プラグを抜く、ブレーカーを落とす、ガス栓や燃料系統を操作する、といった対応も、機器の状態や設置環境によって適否が異なります。取扱説明書に明確な案内がない場合や、異臭・煙・水漏れがある場合は、自己判断で操作を重ねず、専門窓口へ状況を伝えてください。
エラー14が何度も表示される場合の修理判断
一度だけ表示され、その後は正常に使えている場合でも、表示された日時、使用していた機能、直前の状況を記録しておきます。再度同じエラーが出る、リモコンの表示が消えない、お湯の温度が安定しない、途中で燃焼が止まるといった状態なら、単純な一時的表示とは考えず点検を依頼する段階です。
電源の入れ直しで一時的に復帰しても、エラー14が繰り返されるなら、リセットを続けず修理相談へ進んでください。表示が消えたからといって原因が解消したとは限りません。特に、家族が何度も同じ症状を経験している、給湯器から異常な音がする、設定温度まで上がらない場合は、再発する前に点検を依頼すると状況を説明しやすくなります。
使用年数が長い給湯器では、修理できるかだけでなく、部品の供給状況、修理後に別の箇所が故障する可能性、交換した場合の設置条件も含めて判断します。年数だけで直ちに交換と決めるのではなく、修理見積もりと交換見積もりを同じ条件で比べることが重要です。
修理か交換かを判断するために整理する情報
修理を依頼する際は、給湯器本体に貼られている型式表示を確認します。メーカー名、型式、設置場所、給湯専用・追いだき付きなどの機能、リモコンの表示、症状が出た操作をまとめておくと、相談先が状況を把握しやすくなります。型式は本体の側面や前面付近などに表示されていることがありますが、探すために本体を動かしたり、カバーを外したりしないでください。
| 整理する項目 | 確認する内容 | 相談時の伝え方 |
|---|---|---|
| 表示 | エラー14の表示・点滅、他の番号の有無 | いつ、どの操作中に表示されたか |
| 症状 | お湯が出るか、温度が安定するか | 全箇所か、特定の水栓だけか |
| 本体周辺 | 異臭、煙、水漏れ、異常音の有無 | 発生している場合は最初に伝える |
| 機器情報 | メーカー名、型式、設置場所 | 本体表示の写真を用意する |
| 経過 | 表示の回数、電源操作後の変化 | 再表示したか、復帰した時間 |
交換を検討する場合は、現在の型式だけでなく、設置状況も確認材料になります。屋外壁掛け、据置、集合住宅のパイプシャフト内など、設置方法によって選べる後継機や工事内容が変わることがあります。浴槽の追いだき配管、リモコンの数、給湯器へつながる配管の状態も、見積もりに影響する確認項目です。
修理を依頼するときに確認したい見積もり内容
修理の相談では、「エラー14が出た」という表示だけでなく、点検後にどの部品や箇所を確認したのか、修理をしない場合に出張・点検に関する費用が発生するのか、修理後の保証があるのかを確認します。費用は機種や故障内容、訪問先、必要な部品などで変わるため、調査なしに一律の金額を決めることはできません。
交換の見積もりを取る場合は、本体価格だけを比べないことが大切です。リモコン、既存機器の撤去、処分、配管や設置金具の変更、保温材、追加工事の可能性などが含まれているかを確認します。現在と同じ機能にするのか、追いだきの有無や設置方式を変えるのかでも、必要な工事は異なります。
見積もりを比べるときは、合計金額だけでなく「何が含まれ、何が別途か」をそろえて確認しましょう。安く見える見積もりでも、リモコンや追加工事が別扱いだと、最終的な比較ができません。
訪問時にすぐ契約を迫られた場合は、型式、工事内容、保証、追加費用の条件を確認してから判断します。お湯が使えず急いでいるときほど、症状と見積もりの内訳を記録し、家族や管理会社にも共有しておくと、不要な工事を避けやすくなります。
修理相談までにしておくとよいこと
相談前には、リモコンの表示、本体の型式表示、給湯器全体の設置状況を写真に残します。写真を撮る際は、表示が読める近距離の写真と、給湯器と周辺配管・排気口が分かる写真を分けると、機器の特定と設置条件の確認に役立ちます。水漏れや異常がある場合は、触って状態を変えず、安全な位置から記録します。
また、症状が出た日時、使用していた蛇口や機能、表示が消えたか、何回再表示したか、電源操作をしたかをメモします。お湯が出ないだけでなく、ぬるい、途中で水になる、リモコンが操作できないなどの変化も伝えます。エラー番号は同じでも、周辺症状によって確認すべき箇所が変わるためです。
異常が見当たらず、取扱説明書に利用者向けの復帰方法が記載されている場合だけ、説明書どおりに一度確認します。その後もエラー14が表示される、表示が消えない、または安全面に不安があるなら、機器を使い続ける前にメーカーや販売店などへ相談してください。
型式が分からないまま部品交換を依頼するのではなく、メーカー名・型式・表示・症状をそろえて相談することが、修理か交換かを適切に判断する近道です。
あわせて確認したい関連記事

設置タイプ別の工事費込み価格も確認
壁掛け、据え置き、マンションPS設置では交換できる機種や工事内容が異なります。既設給湯器に近い設置タイプを確認してください。
相談前に型番と設置写真を確認
本体全体、型番シール、リモコン、本体下の配管、設置スペースを撮影しておくと、後継機や工事条件を確認しやすくなります。

無理な分解や自己修理はしない
ガス、水道、電気、排気に関わる内部作業は無理に行わず、異臭、ガス臭、水漏れ、異常燃焼などがある場合は使用を止めて専門業者へ相談してください。
相談から交換までの流れ
型番と設置状況を確認したうえで、交換機種・工事条件・費用を確認し、日程を調整して工事へ進みます。

よくある質問
給湯器のエラー14は何を意味しますか?
エラー番号の意味はメーカーや機種によって異なるため、表示だけで原因を断定できません。メーカー名と型式、表示されたタイミング、給湯の状態を確認し、取扱説明書やメーカー・販売店の案内に沿って対応してください。
エラー14が出たら電源を入れ直してもよいですか?
異臭、煙、水漏れ、焦げたにおい、異常音などがなく、取扱説明書に利用者向けの復帰操作が記載されている場合に限り、説明書どおりに確認します。再表示する場合は何度もリセットせず、修理相談へ進んでください。
エラー14が消えたら修理は不要ですか?
一度消えて正常に使える場合でも、再発する可能性があります。表示された日時や操作、症状を記録し、再表示、お湯の温度不安定、燃焼停止などがあれば点検を依頼してください。
エラー14が出たとき、給湯器のカバーを開けてもよいですか?
給湯器のカバーを開けたり、内部の配線・センサー・燃焼部に触れたりしないでください。利用者はリモコン表示、型式表示、外観、異臭や水漏れの有無など、外から確認できる範囲にとどめます。
修理相談の前に何を準備すればよいですか?
メーカー名、給湯器の型式、リモコンの表示、症状、発生した日時、使用していた機能、再表示の有無を整理します。本体の型式表示、リモコン、給湯器周辺の写真も用意すると、相談が進みやすくなります。
修理と交換はどのように判断しますか?
故障内容、使用年数、部品の供給状況、修理後の保証、交換工事の条件を比べて判断します。交換を検討する際は、本体だけでなくリモコン、撤去・処分、設置方法の変更、追加工事の有無を含む見積もりで比較してください。
交換・修理を決める前に確認したいこと
エラー14が表示されたら、まずリモコンの表示内容と給湯器本体・周辺の異常を確認してください。異臭・煙・水漏れがある場合は使用を中止し、異常が見当たらなくても電源を入れ直して再び14が表示されるなら、繰り返し操作せず修理相談をおすすめします。
最終的には、現在の型番・使用年数・設置状況・必要機能をそろえ、同じ条件で工事込み総額を比較すると判断しやすくなります。

給湯器・ボイラーの修理・交換を相談する
型番、症状、使用年数、設置場所が分かる写真があると確認が進めやすくなります。











