ノーリツのガス給湯器に表示される「エラー14」は、給湯器本体内部の過熱防止安全装置が作動したことを示します。リモコンの操作だけで直す前提のエラーではなく、ノーリツ公式でも修理が必要と案内されています。
まず給湯の使用を止め、高温のお湯によるやけどに注意してください。そのうえで、給湯器の型番、使用年数、設置場所を確認し、修理を依頼します。10年以上使用している場合は、修理見積もりだけでなくノーリツ現行機への交換見積もりも取り、総合的に判断するのが現実的です。
まず確認したい結論
エラー14は、給湯器内部の過熱防止安全装置が働いた表示です。使用中に高温のお湯が出る可能性があるため、蛇口からお湯を出して確認したり、リモコンの入切を繰り返したりせず、使用を控えてノーリツへ修理を相談してください。修理か交換かは、型番、使用年数、部品の状況、設置条件、見積額を確認して決めます。
ノーリツ給湯器のエラー14は過熱防止安全装置の作動
ノーリツのガス給湯器に出るエラー14は、本体内部の過熱防止安全装置が作動したことを示す表示です。単なるリモコン設定の間違いや、一時的な通信表示として扱うものではありません。ノーリツ公式では修理が必要と案内されています。
検索して最初に知りたいのは「いまお湯を使ってよいのか」「自分で表示を消せるのか」という点だと思います。結論として、エラー14が表示された状態では給湯の使用を止め、修理相談へ進んでください。使用時に高温のお湯が出ることがあるため、蛇口からお湯を出して状態を試すことも避けます。
ここでいう「原因」には二つの意味があります。表示が出た直接の理由は、過熱防止安全装置が働いたことです。一方、給湯器内部のどの部分にどのような不具合があるかは、型番や機器の状態によって異なり、点検前には断定できません。エラー番号だけを見て交換部品や修理金額まで決めることはできないため、内部点検を前提に考える必要があります。
高温のお湯によるやけどに注意してください。エラーが消えるか確かめるために、手で湯温を確認したり、家族にお湯を使ってもらったりしないでください。
最初にすることは、給湯を止めて異常の有無を確認すること
エラー14を確認したら、まず使用中のシャワー、台所、洗面所などの給湯を止めます。浴槽への給湯や追いだき、温水暖房機能がある機種では、それらの運転も続けないでください。家族が別の場所でお湯を使わないよう、エラーが出ていることを共有しておくと安心です。
次に、離れた安全な位置から、煙、焦げたようなにおい、異常な音、機器周辺の変色など、通常とは明らかに違う状態がないかを確認します。ただし、確認のために本体へ顔を近づけたり、外装を外したりする必要はありません。熱を持っている可能性がある部分や排気口にも触れないでください。
ガス臭い、煙が出ている、強い異臭や異音がある場合は、通常の修理待ちとは分けて対応が必要です。火気を使わず、電気のスイッチやコンセントに触れず、安全な場所へ移動してから契約中のガス事業者などの緊急窓口へ連絡してください。
明らかな異臭や煙がなくても、エラー14については修理が必要です。リモコンの運転スイッチを何度も入れ直す、電源プラグを抜き差しする、ブレーカーを繰り返し操作するなど、表示を消すための操作は行わないでください。一時的に表示が消えたとしても、安全装置が作動した事実や内部の状態を確認したことにはなりません。
取扱説明書が手元にある場合は、該当する型番のエラー表示欄を確認できます。ただし、説明書に記載された内容を超えて外装を開けたり、ガス・電気・配管部分へ手を加えたりしないでください。
修理依頼前に確認する型番・使用年数・設置場所
給湯器を分解する必要はありませんが、相談前に基本情報をそろえておくと、修理受付や交換見積もりが進みやすくなります。見て分かる範囲をメモし、安全に撮影できる場所だけ写真を残してください。
- リモコン表示:「14」と表示または点滅していること、表示された日時、どの運転中に出たか
- 給湯器の型番:本体の銘板やラベルに記載された製品型番
- 使用年数:設置日、購入日、住宅の引き渡し時期などから分かる範囲
- 設置場所:戸建ての外壁、集合住宅のパイプスペース、屋内など
- 搭載機能:給湯のみ、追いだき付き、温水暖房付きなど
- 直前の状況:シャワー中、浴槽への給湯中、追いだき中など、エラーが出た場面
- そのほかの症状:湯温の異常、異音、異臭、別のエラー表示の有無
型番は安全に見える範囲だけで確認する
型番の記載位置は機種や設置状況によって異なります。本体表面の銘板が無理なく見える場合は、文字列全体をメモするか撮影します。高所にある、狭い場所の奥にある、足場が不安定になるといった場合は、無理に確認しないでください。以前の見積書、保証書、取扱説明書、住宅設備の資料に型番が記載されていることもあります。
型番に似た番号が複数あって判断できない場合は、ラベル全体の写真を用意すると伝わりやすくなります。リモコンの型番だけでは給湯器本体を特定できないことがあるため、可能であれば本体側の情報を優先します。
写真は機器全体と周囲の設置状況を残す
交換の可能性がある場合は、本体の正面だけでなく、給湯器全体、周囲の壁や配管、機器の上部と下部、排気部分、リモコン表示を撮影しておくと確認に役立ちます。集合住宅では、扉の中に設置されているか、外から本体が見えるかといった違いも重要です。
ただし、扉や点検口を開けるために管理者の許可が必要な場所もあります。共用部分へ勝手に手を加えず、撮影できない箇所は「確認できない」と相談先へ伝えれば問題ありません。
エラー14の詳しい原因は点検前に断定できない
エラー14から分かるのは、給湯器内部の過熱防止安全装置が作動したということです。安全装置が働くに至った内部の状態や、どの部品に対応が必要かまでは、エラー番号だけでは判断できません。機種ごとの構造、使用状況、劣化状態を確認したうえで診断されます。
インターネット上で特定の部品名や故障原因が紹介されていても、自宅の給湯器にそのまま当てはまるとは限りません。原因の切り分けと修理可否の判断は、型番を確認したうえでの専門点検が必要です。推測した部品を購入したり、自分で外装を外して確認したりすることは避けてください。
ガス給湯器には、燃焼、排気、給水、給湯、電気制御に関係する部分があります。資格や知識を要する作業も含まれるため、ガス栓や内部配線、配管、燃焼部分を触るDIYは行いません。利用者が行う範囲は、使用を止めることと、型番や外観などの情報を安全に確認するところまでです。
ノーリツへ修理を相談するときに伝える内容
エラー14は修理が必要な表示なので、型番などを確認したらノーリツの修理相談窓口へ連絡します。賃貸住宅に備え付けられた給湯器の場合は、先に管理会社や貸主へ連絡し、指定された手配方法を確認してください。分譲集合住宅では、設置場所や作業申請について管理規約の確認が必要になる場合があります。
受付時には、「ノーリツのガス給湯器でリモコンに14が出た」「給湯の使用を止めている」と最初に伝えます。その後、型番、設置年、設置場所、発生時の運転、異臭や異音の有無を説明します。表示が消えている場合でも、14が出た日時と、その後は使用していないことを伝えてください。
修理費は型番と点検結果を確認して判断する
エラー14の修理金額は、記事上で一律の目安を示すことができません。必要な作業、交換する部品、部品の保有状況、設置条件などで変わるためです。正確な費用は、型番を伝えたうえで、点検と見積もりの条件を確認します。
依頼時には、訪問や点検に費用が発生する条件、修理を見送った場合の費用、部品手配の可否、修理後の保証条件を聞いておくと判断しやすくなります。保証書や延長保証の書類があれば、保証期間と対象範囲も確認してください。保証期間内であっても、すべての故障や費用が対象になるとは限らないため、受付時の確認が必要です。
費用を抑えるために使用を再開して様子を見るのではなく、まず修理可否と見積条件を確認することが大切です。点検前の概算が案内された場合も、現地確認後に金額が変わる可能性があるかを聞いておきましょう。
修理か交換かは使用年数と見積もりを並べて決める
修理と交換の判断では、使用年数が一つの目安になります。ノーリツは、製品を10年以上使用している場合には取り替えを推奨しています。ただし、10年未満なら必ず修理できる、10年を超えたら修理できないという意味ではありません。型番、部品の状況、点検結果、見積額を合わせて判断します。
| 確認する状況 | 検討の基本線 | 相談時に確認したいこと |
|---|---|---|
| 使用10年未満 | まず修理可否を確認 | 必要な部品、見積額、修理後の保証、ほかの劣化状況 |
| 使用10年以上 | 修理と交換を同時に比較 | 部品の保有状況、修理総額、ノーリツ現行機への交換総額 |
| 使用年数が不明 | 型番や設置記録から確認 | 製造・設置時期の手掛かり、修理受付の可否 |
| 部品手配が難しい | 交換を具体的に検討 | 後継候補、工事条件、使用できない期間 |
10年未満の機器では、まず修理相談を基本にして問題ありません。ただし、修理できるかどうかや部品の納期は型番ごとに異なります。見積額だけでなく、今後どの程度使用する予定か、ほかに気になる症状がないかも伝えて判断します。
10年以上使用している場合は、今回の故障箇所だけを直した後に、別の部分で不具合が生じる可能性も考える必要があります。修理見積もりだけで決めず、ノーリツ現行機への交換費用も同じ時点で確認し、支払総額と今後の使用を比較すると判断しやすくなります。
交換費用は、本体価格だけでは決まりません。現在の設置方式、排気方式、配管やリモコンの状況、搬入・作業条件などによって変わります。補助制度の対象になるかどうかも時期や機種、工事内容で変わるため、利用を考える場合は見積もり時点の条件を確認してください。
交換見積もりでは号数・設置方式・必要な機能を確認する
交換する場合は、「ノーリツ製なら何でも付く」という選び方はできません。現在の型番を起点に、必要な能力と機能、設置条件に合う現行機を選びます。見積もりを依頼するときは、少なくとも号数、設置方式、排気方式、追いだき、暖房機能の有無を確認してもらいましょう。
号数と家族のお湯の使い方
号数は給湯能力を選ぶための重要な情報です。現在と同等の号数を基本にしつつ、家族人数や、台所とシャワーを同時に使うことが多いかなどを伝えます。単に本体を小さくすればよいとは限らず、使い方に対して能力が合っているかを確認する必要があります。
追いだき・暖房機能を引き継ぐか
浴槽の追いだきを使っている場合は、対応する機種を選ぶ必要があります。床暖房や浴室暖房などに給湯器から温水を送っている住宅では、暖房機能の引き継ぎも重要です。普段あまり使っていない機能でも、交換後に使えなくなってから気付くことがないよう、現在接続されている設備を伝えてください。
設置方式と排気方式は写真でも確認する
戸建ての屋外壁掛け、据置き、集合住宅のパイプスペース、屋内など、設置方法によって選べる機器と工事条件が異なります。排気の向きや周囲との距離にも確認事項があるため、現場を見ずに型番だけで最終決定できない場合があります。
そのため交換相談では、型番ラベル、本体全体、本体の上下左右、配管、排気部分、設置場所から少し離れた写真を用意すると便利です。安全に撮れない写真は無理に用意せず、現地確認を依頼します。既存機と設置条件に合う機種かを確認してから契約することが大切です。
修理・交換の判断が終わるまで使用を再開しない
エラー14が一度出た後、表示が消えたり、リモコンが通常画面に戻ったりすることがあります。しかし、表示が見えなくなったことと、給湯器内部の問題が解消したことは同じではありません。安全装置が作動した履歴として相談先へ伝え、点検や案内を受けるまで使用を再開しないでください。
修理まで時間がかかる場合でも、「少しだけなら大丈夫だろう」とシャワーや洗い物に使うことは避けます。特に家族が事情を知らずに使ってしまうことがあるため、リモコン付近に使用停止中であることを分かるようにしておくとよいでしょう。
相談の流れは複雑ではありません。使用を止め、型番と使用年数を確認し、ノーリツへエラー14であることを伝えます。そのうえで、10年未満を一つの目安に修理可否を確認し、10年以上なら交換見積もりも同時に依頼します。交換する場合は、現在の号数、設置方式、排気方式、追いだき、暖房機能を引き継げるノーリツ現行機を選びます。
判断に迷ったときの優先順位は、安全確認、修理可否の確認、修理・交換費用の比較です。エラーを自力で消すことを優先せず、型番と設置条件が分かる情報をそろえて相談してください。
あわせて確認したい関連記事

設置タイプ別の工事費込み価格も確認
壁掛け、据え置き、マンションPS設置では交換できる機種や工事内容が異なります。既設給湯器に近い設置タイプを確認してください。
相談前に型番と設置写真を確認
本体全体、型番シール、リモコン、本体下の配管、設置スペースを撮影しておくと、修理か交換か、後継機や工事条件を確認しやすくなります。

無理な分解や自己修理はしない
ガス、水道、電気、排気に関わる内部作業は無理に行わず、異臭、ガス臭、水漏れ、異常燃焼などがある場合は使用を止めて専門業者へ相談してください。
相談から交換までの流れ
型番と設置状況を確認したうえで、交換機種・工事条件・費用を確認し、日程を調整して工事へ進みます。

ノーリツ ガス給湯器 エラー14でよくある質問
ノーリツ給湯器のエラー14はリモコン操作で直せますか?
エラー14は、給湯器内部の過熱防止安全装置が作動した表示で、ノーリツ公式では修理が必要と案内されています。リモコンの入切や電源の抜き差しを繰り返して直すエラーとして扱わず、使用を止めて修理を相談してください。表示が消えても、内部の問題が解消したとは判断できません。
エラー14が出たままお湯を使ってもよいですか?
使用しないでください。使用中に高温のお湯が出ることがあるため、やけどに注意が必要です。蛇口からお湯を出して温度を確かめることも避け、家族にも使用停止を伝えてください。ガス臭、煙、強い異臭や異音がある場合は、安全な場所へ移動してガス事業者などの緊急窓口へ連絡します。
エラー14が出た詳しい原因は何ですか?
エラー表示から分かる直接の理由は、本体内部の過熱防止安全装置が働いたことです。ただし、内部のどの部分に対応が必要かは、型番や機器の状態によって異なります。エラー番号だけで故障部品を断定せず、ノーリツによる点検を受けてください。
使用10年以上のノーリツ給湯器でも修理できますか?
修理できるかどうかは、型番、部品の保有状況、点検結果によって異なります。ノーリツは10年以上使用した製品について取り替えを推奨しているため、修理の受付可否と見積もりを確認すると同時に、ノーリツ現行機への交換見積もりも取って比較するのが現実的です。
修理や交換の相談前に何を準備すればよいですか?
リモコンのエラー表示、給湯器本体の型番、使用年数、設置場所、エラーが出たときの運転状況を確認します。交換も検討する場合は、本体全体、型番ラベル、周囲の配管、排気部分、設置場所が分かる写真が役立ちます。写真は安全に撮影できる範囲にとどめ、高所や狭い場所では無理をしないでください。
まとめ
ノーリツ給湯器のエラー14は、本体内部の過熱防止安全装置が作動した表示です。高温のお湯が出る可能性があるため給湯の使用を止め、リモコン操作による復旧を繰り返さず、ノーリツへ修理を相談してください。
相談前に型番、使用年数、設置場所、エラーが出た状況を確認します。10年未満はまず修理可否を確認し、10年以上なら修理費とノーリツ現行機への交換費を比較します。交換時は号数、設置方式、排気方式、追いだき、暖房機能まで確認することが大切です。

給湯器の修理・交換を相談する
現在の型番、表示内容、症状、設置場所が分かる写真があると確認が進めやすくなります。

参考にした公式情報
確認日:2026-08-21。仕様・操作・価格・制度は機種や時期によって変わるため、詳細は各公式ページをご確認ください。











