リンナイのガス給湯器に「380」が表示された場合、公式上の内容はCOセンサーの故障または寿命警告です。COセンサーや電装ユニットに関係するため、利用者が分解して直せるエラーではありません。まず、におい・すす・体調不良などの異常がないかを確認してください。
異常があれば直ちに使用を中止し、異常が見当たらない場合も自己判断で使い続けず、型番・製造番号・設置状況を控えて修理を相談します。修理費用の公式目安は18,900~56,900円(税込)ですが、設置条件や診断結果、部品の供給状況によって追加費用や交換の検討が必要になることがあります。
まず確認したい結論
エラー380は、リンナイ公式では「COセンサーの故障または寿命警告」です。不完全燃焼の発生を直接示す表示と断定はできませんが、安全に関係するセンサーのため放置は避けてください。異臭・すす・体調不良があれば使用を中止し、異常がなくても型番と設置状況を確認して修理相談へ進みます。
リンナイ給湯器のエラー380はCOセンサーの故障・寿命警告
リンナイのガス給湯器に表示されるエラー380は、メーカー公式案内ではCOセンサーの故障または寿命警告です。想定される箇所としてCOセンサーや電装ユニットが挙げられており、点検や部品交換には専門的な診断が必要です。
ここで注意したいのは、380を「現在、不完全燃焼が起きている」「一酸化炭素を検知した」と同じ意味に決めつけないことです。公式の説明は、あくまでCOセンサー自体の故障または寿命に関する警告です。一方で、燃焼の安全に関係するセンサーの異常なので、表示だけ消せばよいエラーでもありません。
エラー380は、利用者が給湯器を分解して修理する内容ではありません。 外装を外す、センサーや配線に触れる、ガス・電気・排気・配管部分を調整するといった作業は行わず、修理窓口へ相談してください。
給湯や追いだきが動いているように見えても、それだけで安全と判断することはできません。検索者が最初に行うべきことは、エラーを消す操作ではなく、周囲に危険を示す異常がないかを確認することです。
最初に、におい・すす・体調の異常を確認する
リモコンに380が表示されたら、まず給湯器や排気口に近づきすぎない範囲で、次の異常がないかを確認します。何度も運転して再現を試す必要はありません。いま分かる範囲を確認し、異常があれば使用を止めてください。
- ガス臭や普段とは違う焦げ臭さがある
- 給湯器本体や排気口の周辺に目立つすす、変色などがある
- 使用中または使用直後に頭痛、吐き気、めまい、気分不良などが起きた
- 異常音、煙、炎など、通常とは明らかに違う状態がある
該当するものがある場合は、給湯器の使用を中止します。体調不良がある人はその場を離れて新鮮な空気の場所へ移動し、症状に応じて救急・医療機関へ相談してください。ガス臭がする場合は火気を使わず、電気のスイッチやコンセントにも不用意に触れず、契約しているガス会社の緊急窓口へ連絡します。
におい、すす、体調不良がある状態で「まだお湯が出るから」と使い続けないでください。 エラー380が何を検知したかを利用者側で判定することはできません。
目立った異常が見当たらない場合も、COセンサーの故障や寿命が解消したことにはなりません。安全確認を終えたら、次にリモコン表示と給湯器の型番を控え、修理相談の準備へ進みます。
修理依頼前に利用者が確認できること
エラー380は部品の診断が必要ですが、訪問前に情報を整理しておくと、受付時に対象機種や設置条件を伝えやすくなります。確認するのは、目で見て分かる情報だけで構いません。高所や狭い場所へ無理に入り込んだり、機器を動かしたりしないでください。
リモコンの表示と発生時の状況
リモコンに表示された数字が「380」であることを確認し、可能なら画面を撮影します。あわせて、いつ表示されたか、給湯中・追いだき中・待機中のどのタイミングだったか、現在どの機能が使えないかをメモします。使用可否の確認は、すでに分かっている範囲で十分です。エラーを再現するために繰り返し運転する必要はありません。
本体正面の銘板にある型番・製造番号・ガス種
給湯器本体の正面には、一般に型番、製造番号、ガス種などを記載した銘板があります。安全に見える位置なら、文字をメモするか写真に残してください。汚れや設置位置の関係で読めない場合は、保証書、取扱説明書、設置時の書類から確認できることもあります。
修理できるかどうか、必要な部品が残っているかは型番によって変わります。 「リンナイ製でエラー380が出た」という情報だけで、修理可否や金額を確定することはできません。
給湯器の設置状況が分かる写真
相談先から写真の提出を求められることがあります。安全な場所から、給湯器全体、周囲のスペース、排気方向、配管が見える範囲を撮影しておくと、訪問作業の条件を伝えやすくなります。集合住宅なら、ベランダ、共用廊下側の収納スペースなど、設置場所の種類も伝えます。
相談前にそろえたい情報
- リモコンに表示された「380」の写真
- 型番、製造番号、ガス種
- 設置からのおおよその年数
- 表示が出た日時と使用していた機能
- におい、すす、異常音、体調不良の有無
- 給湯器全体と周囲の設置状況が分かる写真
- 賃貸住宅か持ち家か、保証期間内かどうか
エラーのリセットや電源操作だけで直ったとは判断しない
給湯器のエラーを見て、電源の入れ直しやリモコン操作を試したくなるかもしれません。しかし、380はCOセンサーの故障または寿命警告であり、操作だけでセンサーや電装部品の状態が修復されるものではありません。
また、給湯器は機種ごとに取扱説明書や操作方法が異なります。特定機種の手順を確認せず、すべてのリンナイ給湯器に共通するリセット方法があると考えないでください。取扱説明書やメーカー窓口から案内された範囲を超える操作は避けます。
一時的に表示が消えたとしても、故障や寿命の原因が解消した証明にはなりません。 表示が消えたことだけを根拠に使用を継続せず、いつ380が出たかを伝えて点検を依頼するのが安全です。
自分で行わない作業
- 給湯器の外装や前面パネルを外す
- COセンサー、電装ユニット、配線に触れる
- センサー周辺へ洗浄剤や潤滑剤などを使用する
- ガス接続、電源配線、排気部分、配管を外す・調整する
- 安全装置を回避して運転を続ける
これらは故障を広げるだけでなく、ガス漏れ、感電、排気不良など別の危険につながるおそれがあります。清掃で直す箇所なのか、部品交換が必要なのかも外観だけでは判断できないため、内部の確認は修理担当者に任せてください。
修理相談は型番と設置条件を伝えて進める
安全確認と情報整理が済んだら、リンナイの修理窓口、購入店、設置を依頼した事業者などへ相談します。保証期間内の場合は保証書も確認してください。賃貸住宅や分譲住宅で設備の管理者が決まっている場合は、先に管理会社や貸主へ連絡し、勝手に修理を手配しないほうがよいケースがあります。
受付時には「リンナイのガス給湯器で380が表示された」と伝え、型番、製造番号、設置年数、症状、設置場所を続けて説明します。異臭やすす、体調不良があった場合は、通常の故障情報とは分けず、最初に伝えることが重要です。
一般的には、受付で機種と症状を確認し、訪問日時を調整したうえで、現地診断と見積もりへ進みます。実際にCOセンサーまたは電装ユニットのどこに不具合があるか、部品交換で対応できるかは診断後の判断です。
受付時に確認したい項目
- 訪問診断にかかる費用と、修理しなかった場合の費用
- 表示されている金額に出張費・技術料・部品代がどこまで含まれるか
- 高所、狭所、機器の取り外しなどによる追加費用の可能性
- 対象型番の部品在庫と、おおよその修理日程
- 診断後に修理を見送って交換を検討できるか
電話や写真だけで確定見積もりが出ないことは珍しくありません。特に古い機種では、同じ380でも部品の供給状況が異なります。受付時の概算と現地診断後の金額を分けて確認すると、費用の認識違いを減らせます。
エラー380の修理費用は18,900~56,900円が公式目安
リンナイが掲載しているエラー380の修理料金の目安は、18,900~56,900円(税込)です。COセンサーや電装ユニットが想定されるため、どの部品を交換するか、作業にどの程度の時間がかかるかによって金額に幅があります。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式の修理料金目安 | 18,900~56,900円(税込) |
| 想定箇所 | COセンサー、電装ユニット |
| 金額が変わる要因 | 診断結果、交換部品、機種、設置条件、作業内容 |
| 修理しない場合 | 出張費や故障診断料が発生する場合がある |
| 追加費用の例 | 高所・狭所での作業、点検や修理のための機器取り外しなど |
上記はあくまで目安であり、すべての機種に同額で適用されるとは限りません。訪問した結果、部品が入手できない、別の不具合も見つかった、設置状況の都合で通常より作業が増えるといった場合は、金額や対応内容が変わります。
修理を依頼しなかった場合でも、訪問に伴う出張費や故障診断料がかかる可能性があります。 「見てもらってから決める」場合は、修理を見送ったときの支払額も事前に確認しておきましょう。
金額を比較するときは、部品代だけでなく、出張費、技術料、追加作業費、修理後の保証条件まで含めた総額で判断します。口頭だけで分かりにくい場合は、現地診断後に作業内容と金額の説明を受け、納得してから修理へ進むことが大切です。
修理か交換かは使用年数だけで決めない
エラー380が出たからといって、直ちに給湯器本体の交換が必要とは限りません。部品交換で直せる機種もあるため、まずは型番を伝えて修理可否と見積もりを確認します。そのうえで、使用年数、部品の供給状況、ほかの不具合、修理総額を合わせて判断します。
リンナイは、家庭用のガス給湯器について設計上の標準使用期間を10年としています。これは標準的な条件で安全上支障なく使用できる期間を設計上設定したものであり、10年間故障しないことを保証する期間ではありません。また、10年を過ぎた瞬間にすべての機器が使用不能になるという意味でもありません。
補修用性能部品の保有期間は、原則として製造打ち切り後7年、BL認定品は10年です。購入からの年数ではなく、製造が打ち切られてから数える点に注意が必要です。実際の部品在庫や修理可否は型番ごとに確認します。
| 修理を軸に確認しやすい状況 | 交換も比較したい状況 |
|---|---|
| 対象部品が供給されている | 必要な部品の供給が終了している |
| 380以外に目立つ不具合がない | 温度不安定、異音、水漏れなど複数の不具合がある |
| 修理費用が明確で、修理後も継続使用を見込める | 経年劣化が進み、修理後に別箇所の故障も懸念される |
| 設置年数が比較的浅く、保証も確認できる | 設計上の標準使用期間を目安に長期間使用している |
| 現地診断で部品交換が可能と判断された | 修理不可、または修理総額と交換費用の差が小さい |
「10年未満だから必ず修理」「10年を超えたから必ず交換」という決め方は適切ではありません。 年数は重要な判断材料ですが、部品の有無と現地診断を優先してください。
交換を比較する場合は、本体価格だけでなく、ガス種、必要な給湯能力、現在の設置方式、排気条件、配管、リモコン、追いだきなど必要な機能を確認します。既設機器と同じメーカーを選ばなければならないとは限りませんが、設置条件に適合する機種であることが前提です。写真と型番を渡し、工事費や撤去費を含めた総額を確認しましょう。
迷ったときは「安全確認、診断、見積もり」の順で進める
リンナイ給湯器のエラー380で迷ったときは、最初に異臭・すす・体調不良の有無を確認し、次に型番と設置状況を整理します。その後、修理窓口へ相談して診断と見積もりを受けるのが基本の流れです。
異常がある場合は使用を中止し、緊急性に応じてガス会社や医療機関へ連絡します。異常が見当たらなくても、COセンサーに関する警告を放置して使い続けるのではなく、点検の対象として扱ってください。
修理費用は公式目安だけで即決せず、対象型番で部品が用意できるか、追加費用があるか、修理しない場合はいくらかかるかを確認します。古い機器や複数の不具合がある機器では、修理見積もりと交換見積もりの両方をそろえると判断しやすくなります。
相談時に最低限必要なのは、エラー表示、型番、設置年数、設置場所、異常の有無です。 写真を撮れる場合はリモコン画面、銘板、給湯器全体、周囲のスペースを用意してください。分解や機器の移動をせず、安全に確認できる情報だけで十分です。
エラー380は、リモコン操作だけで解決したと判断するのではなく、専門担当者による確認へつなげるべき表示です。安全を優先しながら、修理可能な機種は修理、部品供給や経年劣化の問題がある機種は交換という順で検討してください。
あわせて確認したい関連記事

設置タイプ別の工事費込み価格も確認
壁掛け、据え置き、マンションPS設置では交換できる機種や工事内容が異なります。既設給湯器に近い設置タイプを確認してください。
相談前に型番と設置写真を確認
本体全体、型番シール、リモコン、本体下の配管、設置スペースを撮影しておくと、修理か交換か、後継機や工事条件を確認しやすくなります。

無理な分解や自己修理はしない
ガス、水道、電気、排気に関わる内部作業は無理に行わず、異臭、ガス臭、水漏れ、異常燃焼などがある場合は使用を止めて専門業者へ相談してください。
相談から交換までの流れ
型番と設置状況を確認したうえで、交換機種・工事条件・費用を確認し、日程を調整して工事へ進みます。

リンナイ ガス給湯器 380 エラーでよくある質問
エラー380が出たままお湯を使ってもよいですか?
使用継続を自己判断するのは避けてください。エラー380はCOセンサーの故障または寿命警告です。ガス臭、焦げ臭、すす、異常音、煙、頭痛や吐き気などがある場合は直ちに使用を中止します。異常が見当たらない場合も、型番とエラー表示を控えてリンナイの修理窓口などへ相談してください。
電源の入れ直しやリセットでエラー380は直りますか?
操作によって表示が一時的に消えても、センサーや電装部品の故障・寿命が解消したとは判断できません。また、操作方法は機種によって異なります。全機種共通の方法だと考えず、取扱説明書またはメーカー窓口から案内された範囲を超える操作は避け、点検を依頼してください。
リンナイ給湯器の型番はどこで確認できますか?
一般に給湯器本体正面の銘板で確認できます。銘板には型番、製造番号、ガス種などが記載されています。安全に近づけない場所や高所に設置されている場合は無理をせず、保証書、取扱説明書、設置時の書類も確認してください。相談時にはリモコンの380表示と本体全体の写真もあると状況を伝えやすくなります。
エラー380の修理費用以外に出張費はかかりますか?
リンナイが掲載する修理料金の目安は18,900~56,900円(税込)ですが、診断結果や設置条件によって変わります。修理をしなかった場合でも出張費や故障診断料が生じることがあり、高所・狭所での作業や機器の取り外しなどで追加費用がかかる可能性もあります。訪問依頼前に、修理した場合と見送った場合の費用を確認してください。
古いリンナイ給湯器はエラー380を修理できないことがありますか?
あります。リンナイの補修用性能部品の保有期間は原則として製造打ち切り後7年、BL認定品は10年です。期間内でも在庫や機種によって対応が異なり、部品供給の終了や経年劣化で修理できない場合があります。型番を伝えて部品の有無を確認し、修理不可、複数不具合、高額修理などの場合は交換も比較してください。
まとめ
リンナイ給湯器のエラー380は、COセンサーの故障または寿命警告です。不完全燃焼そのものを示すと断定はできませんが、安全に関係するセンサーのため放置は避けます。異臭・すす・体調不良があれば直ちに使用を中止し、異常がなくても分解や自己修理はせず、型番・製造番号・設置状況をそろえて修理を相談してください。
公式の修理料金目安は18,900~56,900円(税込)です。ただし、修理しない場合の出張費・故障診断料や、設置条件による追加費用が生じることがあります。使用年数だけで交換を決めず、まず部品供給と修理見積もりを確認し、修理不可、複数の不具合、経年劣化などがある場合に交換見積もりも比較しましょう。

給湯器の修理・交換を相談する
現在の型番、表示内容、症状、設置場所が分かる写真があると確認が進めやすくなります。

参考にした公式情報
確認日:2026-08-21。仕様・操作・価格・制度は機種や時期によって変わるため、詳細は各公式ページをご確認ください。











